SNS雑感

共産主義者の白井聡が、ユーミンの話で炎上していた。ちょっと気になったので、思ったことを書いておく。

まず私自身は、彼の言わんとすることは分かる。テレビを見ていて、問題のユーミンのコメントが流れてきたときには、うわっ、と思ってチャンネルを変えた。だから彼の言いたいことは分かるので、べつに問題はない。

本来コミュニケーションに些細な誤解はつきものだが、相手の言いたいことが分かれば、それでいいわけである。言いたいことが分からなくても、相手が自分の考えを伝えようとしていることが分かればそれでいいし、あまり小さいことを気にしても仕方がない。

ただSNSというツールは、そういうどうでもいいことを針小棒大にあげつらって、大騒ぎするためのものなので、そもそもSNSを使っているということ自体が、良識に反することだとは言えるだろう。少なくとも、立派な大人が使うべきものではない。

本人がいないところで言ったつもりのことが、SNSでは回り回って、本人のところに届いてしまうこともありえる。そういう場所で発言をすること自体が不適切なのかもしれない。もちろん、良識に反することでも、それが好きなのであれば別に使っても構わないと思うが、それでも、それが良識に反することだということぐらいは、理解しておいてもいいと思う。

SNSは便所の落書きと変わらない。良識のある大人は関わるべきではない。もっとも、共産主義者にこんなことを言っても無駄かもしれないが。

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