死者への冒涜

死人には口がない。誰かが彼のことを悪く言っても、彼自身にはそれを否定することができない。ゆえに、死者の名誉を守ることは生者の義務である。

死者を悪く言うべきではない。死者を冒涜するべきではない。それは生者のおごりであり、恥ずべきことである。

戦争は悪だ、と言うことは別に構わないと思う。しかし、戦死者を悪く言うべきではない。日本人はこれ以上謝罪を続けるべきではない。それはナショナリズムの問題ではなく、単純に不道徳だからである。死者のしたことについて、生者に謝罪をする権利はない。それはあまりにも軽率で愚かな行為である。

もちろん天皇陛下には、あの戦争について謝罪を行う権利がある。しかし一国民である我々には、その権利はない。慎むべきである。

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