ジェンダー

ジェンダー問題

恋愛主義

恋愛主義と少子化 恋愛は男女関係における自由主義の表現である。我々の社会では、各人は自由な意志に基づいて異性と関係を持ち、結婚に至る。 恋愛結婚と比較されるものとして、お見合い結婚がある。令和4年度男女共同参画白書によれば、1935年に結婚した夫婦のうち69%がお見合い結婚で、恋愛結婚は13.4%だ...
ジェンダー社会
ジェンダー問題

欲望について

私はいま38歳で、童貞である。べつにそれでよいと思っていたが、最近妙にセックスがしたくなってきた。 いま、本を2冊書いている。本と呼べるほどの分量になるかはわからないが、鋭意執筆中である。この本を売って、お金を稼いで、可愛い彼女を見つけたいと思っている。それが私の目標である。 どうしてこんなことを書...
ジェンダー
社会

法治主義とジェンダー

このまえテレビを見ていたら、トランスジェンダーを題材にしたドラマをやっていた。何となく見ていただけなので、ドラマのタイトルは覚えていない。私が見たシーンは次のようなもの。 現在は男性として生きる元女性の新入社員が、会社のトイレを利用せず、コンビニのトイレを利用していた。会社の同僚はそれを見て不審に思...
ジェンダー思想
社会

主観的平等と客観的平等

京都に鳳凰堂で有名な平等院という寺院がある。ここでいう「平等」は平等心のことである。 仏教では九品(くほん)といって、衆生を九つに分類することがある。仏の教えを信じない者が下品、仏の教えを信じる者が中品、仏の教えを信じて出家する者が上品である。この三つのそれぞれに上中下があり、合わせて九種類となる。...
ジェンダー思想
ジェンダー問題

名字の廃止

最近ようやく、夫婦別姓の意味が分かった。あれは名字を廃止するということだ。 たとえば、次のようにすれば、選択的夫婦別姓と同じ効果が得られる。まず、日本人の名前から名字を廃止して、個人名だけにする。いま名字を持っている人は、それが個人名に付け加えられ、名字を失う。結婚したときには、個人名を変更する権利...
ジェンダー社会
ジェンダー問題

婦人の仁

男女の差異 中国に「婦人の仁、匹夫の勇」という言葉がある。これをもって儒教は女性差別的だという人がいる。しかし、女性が軽薄で無責任なのは事実であり、それは現在も変わっていない。自己中心的な人間が政治を行うことは社会の不利益にしかならないので、私は、女性は政治家になるべきではないと思う。 そもそも、男...
ジェンダー社会
ジェンダー問題

女性の権利向上のために(3)

近代の女性は、外に出ないで家事をやっていればよい、と言われることがある。これは経済が発達したから可能になったことで、昔は男も女もみな働いていたはずである。 ステレオタイプかもしれないが、女性の仕事といえば養蚕だろう。男は野良仕事で野菜を作り、女は蚕を飼って絹を織る。その絹を市場まで売りに行くのも女で...
ジェンダー歴史
ジェンダー問題

女性の権利向上のために(2)

最近はコロナに加えて、オリンピックや女性差別の問題のせいで、ますます社会がギスギスしてきたような印象がある。女性側が男性からの差別を強調することで、かえって男女間の亀裂が深まっているようにも思われる。ここで問題を少し整理してみよう。 そもそも、男女は平等ではない。これは事実である。したがって、男女平...
ジェンダー社会
ジェンダー問題

女性の権利向上のために(1)

水子とは何か 日本中いたるところに水子の供養碑が立っている。あれはたぶん流産ではなく、自分で殺した子供を祭っているのだろう。ルイス・フロイスの日本史にもあるように、日本の女は自分で産んだ赤子を殺すことがある。なぜかというと、自らの権利を守るためだろう。 女性に子供を殺す権利がある場合、父系性も家父長...
ジェンダー社会
ジェンダー問題

行き過ぎた個人主義と夫婦別性

夫婦別姓に関する議論をときどき耳にする。日本では夫婦同姓が基本だが、夫婦が別の姓を名乗ることも認めるべきだ、という意見である。 このような主張の背景にあるのは男女同権論だろう。女性が社会で活躍する機会が増えたために、結婚によって姓が変わるという制度に不便を感じる人が増えた。というのも、姓を変えるのは...
ジェンダー文化