世界政府の中東政策

この論考は、世界政府を実現するために必要な政策を明らかにすることを目的とする。あるいは、世界政府を実現したらこのような政策を実行します、というマニフェストとして読んでほしい。

宗教政策

まず、中東・中央アジアを治めるためには、イスラム教を排除する必要がある。これらの地域の混乱の原因がイスラム教にあることは明らかなので、信教の自由を認める限り、平和は訪れないだろう。我々はイスラム教を否定し、彼らに信仰を捨てさせねばならない。これがさしあたっての目標となる。

信仰とは、人間の生活の基本となるものであり、人生に指針を与えるものである。ゆえに、正しい宗教を信じている人々は正しい生き方ができ、正しい宗教を信じていない人々は正しい生き方ができない。もしもイスラム教が間違った宗教であるならば、ムスリムは平和な社会を作ることはできないだろう。

我々は、宗教の真偽を明らかにしなければならない。何が正しい宗教であり、何が間違った宗教であるかを明らかにせねばならない。これが中東に平和をもたらすための絶対条件である。

神学議論

我々はイスラム教の信仰を徹底的に否定し、論破する必要がある。そして、彼らに回心を促す。以下、具体的な論拠を示す。

まず、我々はコーランを否定する。コーランが神の言葉であることが、イスラムの要である。しかし、コーランはこの世界に存在するものである。一方で、神はこの世界には存在しない。なぜなら神は恒常であり、この世界は無常であるから。つまり、神は世界の外にいることになる。

ここに矛盾がある。世界の外にいる神の言葉が、なぜ世界の中に伝わったのか。ムハンマドが神の言葉を聞いたのだとすれば、神は世界の中にいることになる。しかし、神は世界の外にいるのだから、ムハンマドに神の言葉が届いたはずはない。したがって、神の存在とコーランの存在は矛盾する。

これはコーランが嘘であることを意味している。ゆえに、イスラムは間違いだと言える。

次に、神の命令で人を殺すことは間違っている。ムスリムは現にジハードのためにテロを起こしている。だが、人を殺すべきかどうかは自分で判断しなければならない。それを神のせいにしてはいけない。

自分の行動に責任を持たず、すべてを神のせいにしようとするムスリムの行動は身勝手で未熟である。ゆえに、イスラムは不完全な宗教だと言える。このような宗教を信じるべきではない。

いま私が思いつく論証はこれくらいである。

正しい宗教

では、イスラムが間違いだとすれば、正しい宗教とは何か。

それは仏教である。イスラムの間違いは恒常なるもの、つまり神の存在を認めたことにあった。仏陀はこれを否定した。諸行無常は、神の存在を否定する言葉である。現にこの世界は無常なのだから、恒常なものの存在は虚妄にすぎない。偽りを信じることは間違いだから、イスラムは間違いである。

仏の教えこそ真実であり、我々に正しい指針を与えてくれるものである。一方で、恒常なものを認める宗教はすべて偽りである。それは諸行無常に反しているからである。具体的にはユダヤ教、キリスト教、イスラム教、これらを地上から撲滅せねばならない。それが世界平和の必要条件である。

要約すれば、ムスリムに信仰を捨てさせ、仏への信心を植え付ける。それが世界政府の中東・中央アジア政策である。これさえできれば後はどうとでもなるし、これができなければどうにもならない。

日本人が信仰を持たないのは、仏の教えを守っている証拠である。仏は信仰を捨てよと言ったのだから(スッタニパータ、1146)。

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