小論集3

IV. 新型ウイルスについて

ウイルスの弱毒化

1ウイルスの大きさは大体100nmで、人間の約一千万分の一である。地球の大きさは大体10,000kmで、人間の約一千万倍である。つまり、ウイルスにとっての人間は、人間にとっての地球のようなものである。ウイルスは人間の中で生活し、繁殖する。それが人体に有害な作用を及ぼし、結果として人間を殺してしまうこ...
新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて

ウイルスの生態系

現在は、世界中の国で海外渡航が禁止されており、それぞれの国の中で、ウイルスは閉じ込められている状態である。このような状況では、ウイルスのガラパゴス化が進み、それぞれのウイルスは独自に進化することになる。北海道で感染のピークが二回あったということは、一度目のウイルスで作られた抗体が、二度目のウイルスに...
新型ウイルス科学
IV. 新型ウイルスについて

新型ウイルスについて(5)

1新型ウイルスに関して、人命と経済とどっちが大事なのか、という問いを発する人がいる。しかし、それはナンセンスである。たとえば、あなたが着ている服を作ったのは誰なのか、あなたは知っているだろうか。服を作る過程について考えると、まず綿花を栽培する農家がいる。それを収穫して糸を紡ぎ、布を織る人がいる。その...
新型ウイルス科学
IV. 新型ウイルスについて

新型ウイルスについて(4)

1人間の免疫系は、顔認証のような働きをする。新しいウイルスが体内に入ってきたときに、免疫系はそのウイルスの顔を記憶する。そして、次に同じ顔のウイルスが侵入してきたときに、そのウイルスを選択的に排除できるようになる。しかし、初めのウイルスと二回目のウイルスは、同じものではない。人間の体内に侵入したウイ...
新型ウイルス社会科学
IV. 新型ウイルスについて

新型ウイルスについて(3)

新型コロナウイルスの再感染が最近話題になっている。今回のウイルスは、一度治癒した者も再び罹患することがあるのだという。それは、抗体が十分に機能しないせいだとか、ウイルスが変異しているせいだとか言われている。ウイルスの性質がまだよく分かっていないので、様々な憶測が飛び交っているようである。おそらく新型...
新型ウイルス科学
IV. 新型ウイルスについて

医術の目的

医者の仕事とは何か。医者には、人間の命を救うことはできない。なぜならば、人間はみな死ぬからである。医者が一度救った命も、そのあと必ず死ぬのだから、命を救うことは医術の目的ではありえない。医術の目的は、人間がよく生きる手助けをすることだろう。それは必ずしも、寿命を延ばすことを意味しない。ゆえに、医術は...
新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて

世代間の格差

1いまの日本には、世代間の対立がある、と言う人がいる。たとえば、新型コロナが流行りだしたときに、行動範囲の広い若者がウイルスを拡散しているから、若者は行動を自粛せよ、とやかましく言う人々がいた。彼らに言わせれば、若者は、自分が病気になるとは思っていない。そのように危機感がないので、むやみに動き回り、...
新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて

新型ウイルスについて(2)

健康な人は、早めに新型肺炎にかかっておいたほうがよい。一度感染すれば免疫ができるので、二度目はかからなくなる。かかっても軽症で済むだろう。これから妊娠するつもりの人などは、妊娠してから感染するよりも、妊娠する前に感染して、免疫をつけておいたほうがいい。一度感染した人は、キャリアになる可能性も低いと考...
新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて

外出の自粛は誰のためか

新型ウイルスの流行を食い止めるために、外出の自粛や、様々な活動の自粛が呼びかけられている。政治家は、それを国民の利益のためだと言うが、本当にそうだろうか。たしかに、ウイルスに感染する可能性が低くなることは、よいことかもしれない。重症化すれば死に至ることもある病気だから、感染しないに越したことはない。...
新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて

新型ウイルスについて(1)

新型コロナウイルスの蔓延を、見えない敵との戦いにたとえる人がいる。いったい我々は、何と戦っているのか。それはウイルスではない。それは、生への執着との戦いである。自分自身への執着との戦いである。新型ウイルスは風邪ウイルスの一種であって、おそらくは、人類全体にこのウイルスへの免疫ができるのを待つしかない...
新型ウイルス社会