宗教

II. 男女平等とは何か

自由

自由とは、束縛から解き放たれることである。束縛とは、無知であり、貪欲であり、怒りである。無知を滅ぼすことができれば、その人は自由になる。貪欲を滅ぼすことができれば、その人は自由になる。怒りを滅ぼすことができれば、その人は自由になる。人は、生まれながらに鎖に繋がれている。そして、それを当然のこととして...
宗教
II. 男女平等とは何か

キリスト教と仏教

1キリスト教は実在しない。キリスト教という宗教が存在する、という考えそのものが迷信である。あえて定義しようとすれば、キリスト教徒とは、不合理な考えを信じる人々である、とでも言うしかない。というのも、キリスト教徒とは、何らかの決まった考えや信仰を持つ人々の集まりではないからである。たとえば、キリスト教...
仏教宗教
II. 思想論集

イエスと奇跡

1イエスは死人を生き返らせたそうだが、そんなことは、インドでは日常茶飯事である。また、彼は神の子供だというが、神の親類縁者ならば、インドにはごまんといる。聖書に記されている奇跡は、マハーバーラタと比べると、あまりにも貧相である。インドに行けば、イエスはどこにでもいる仙人の一人に過ぎない。それなのに、...
宗教文化
III. 未来について

コーランについて

1コーランに書かれていることから解釈する限りでは、神はこの世界の外に存在していることになります。おそらく、神学者の意見もこれと同じでしょう。他方で、ムハンマドは、この世界の中に存在していました。では、この世界の中にいる者が、この世界の外にいる者と、話をすることは可能でしょうか。もしもそれが可能だとす...
宗教
II. 過去の再認識

西洋文明について

1 無知と怠惰西洋文明の特徴は、レイシズムと、道徳的無気力です。前者はユダヤ教に由来すると思われます。たとえばナチズムは、ユダヤ的な選民思想の裏返しにすぎません。後者はキリスト教から受け継がれたものです。キリスト教は、道徳の問題を個人の内面に閉じ込めてしまいました。その人の心が清らかであれば、彼はよ...
宗教思想科学
I. 現代の諸問題

キリスト教の問題

1キリスト教の教義には矛盾があります。この論考で、それを明らかにしようと思います。キリスト教徒とは、次の二種類の命題を信じている者のことです。 一つ目は、イエスは神であるということ。 二つ目は、イエスは一度死に、その後復活したということ。以上の二種類の命題を、両方ともに信じている者がキリスト教徒であ...
宗教