IV. 日本の平和森友学園問題 1 二〇一八年三月、森友学園の国有地払い下げ問題に関連して、財務省で公文書の改ざんが行われていたことが発覚した。一部報道によれば、事件の真相は、安倍首相夫人と交友があった同学園の籠池理事長のために、首相本人が口利きをした事実を隠蔽するためのものだったという。もちろん、報道の通りに隠蔽が実行されたのだ... 2020.03.24IV. 日本の平和小論集1政治
IV. 日本の平和表現の自由 1表現の自由とは、正しいことを言う自由である。間違ったことを言う自由は存在しない。この点に混乱があると思う。仏教では、身・口・意の三業に気をつけろと言う。このうち身と意、つまり身体と心の行いに気をつけろ、というのは現代の人にもよく分かると思う。しかし、口の行いに気をつけろ、というのは理解しにくいので... 2020.03.24IV. 日本の平和小論集1社会
IV. 日本の平和責任 責任をとるとはどういうことだろうか。ある人が言うには、人間には、責任をとることなどできない。だから、できることを精いっぱいやればいい、のだそうだ。そういう人の話をよく聞いてみると、「責任がある」という文を、「責任」という名詞と「ある」という動詞に分解して考えていることが分かる。次に彼は、この文は「責... 2020.03.24IV. 日本の平和小論集1社会
IV. 日本の平和学者 ある種の学者たちは、西洋の学問にどれほど価値があるか、ということを盛んに説いている。そういう人々は、ヨーロッパの学問だけが真実であって、それ以外はまやかしである、という印象を人に植え付けようとしている。いまだにこういう人たちがいるのは不思議ではあるが、かといって、彼らの活動を非難すべき理由もない。た... 2020.03.24IV. 日本の平和小論集1社会
IV. 日本の平和日本の平和 1 現在の日本が平和なのは、東南アジアが独立しているからである。昔は、東南アジアはヨーロッパ諸国の植民地だった。そのため、宗主国の意思によって、そこで産出される資源の使い方が決定された。宗主国が日本に敵意を持つならば、日本への資源の輸出を差し止めることもできた。それが戦争のきっかけになりえたのである... 2020.03.24IV. 日本の平和小論集1歴史