論文

空の論証

ギリシャ哲学と仏教中観派の比較研究1 序論1.1 あるものの認識は、認識される対象以上に実在的である。しかし、認識される対象が存在しなければ、認識そのものも存在しえない。ゆえに、認識は、認識の対象に依存している、と言うことができる。しかし、我々はやはり、認識を通してしか、認識される対象の存在を知るこ...
仏教思想
論文

精神の本質

English version1 序論1.1 我々の精神は、どこにあるのだろうか。 もしも精神が存在するものであるならば、それが存在する場所がなければならない。それは、我々の身体の中にあるのだろうか。それとも外にあるのだろうか。 それが外にある、と考えることはできない。常識から言えば、それは我々の身...
科学記号論
論文

目的因とは何か

English version1 序論 古来、原子の存在に関しては様々な見解が示されてきた。 デモクリトスやレウキッポスに始まる、古代ギリシャの原子論はよく知られている。一方でアリストテレスは、デモクリトスの学説に対して詳細な批判を加えている。彼は原子論の批判者であった。 しかし原子論は、古代ギリシ...
思想科学
論文

原子論批判

量子力学の歴史的・形而上学的研究Enlish version序論たとえば、月面上で一つの He 原子を観測し、同時に地球上で一つの He 原子を観測したとする。事前に時計を同期させておくことで、このような実験は可能である。その後一秒以内に、地球上で一つの He 原子を再び観測する。このとき、一秒前に...
科学
記事紹介

記事紹介8:物理学

私は昔、大学院で量子ホール効果を研究していました。非常に面白い現象で、発見者はノーベル賞をもらっています。しかしこの現象は、いまだ十分に解明されているとは言えません。とくに分数量子ホール効果については、様々な理論が提唱されてはいますが、直感的な理解からは程遠いと思われます。こういった物性物理に関する...
記事紹介
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記事紹介7:原発事故と震災

福島原発の事故は、たしかに悲劇的な出来事でした。しかし、それを理由に原子力技術そのものを否定することはできません。原子力の問題は、単に技術に関する問題だと思います。哲学とか思想とか、難しいことを言う人はたくさんいますが、それほど複雑な問題ではありません。人間の技術には二つの傾向があります。一つは効率...
記事紹介
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記事紹介6:新しい封建制ヘ向けて

私は、この世界には封建制が必要だと考えています。それは、ドナルド・トランプの「壁」と同じものかもしれません。壁が必要な理由は、人の移動を制限するためです。なぜ移動の制限が必要かといえば、人口を制御するためです。いま世界が直面しているあらゆる問題の根底には、人口の増加という現象があります。これは、ある...
環境問題社会記事紹介
記事紹介

記事紹介5:東亜連盟

私は法華経の信者です。また、私は石原莞爾の信奉者であり、東亜連盟の支持者です。私は、満洲国建国の理念を信じています。満洲国をめぐる様々な議論を整理することは、不可能かもしれません。しかし歴史的な事実として、その実態を浮かび上がらせることはできます。ですが、その道のりは平坦ではありません。我々はまず、...
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記事紹介4:宗教

こんにち宗教といえば、キリスト教やイスラム教、仏教やヒンドゥー教など、様々な信仰を意味する言葉として使われています。そして、この言葉を使うことで、それぞれの信仰の間にある本質的な区別が覆い隠されてしまいます。宗教という一つのものがあり、キリスト教と仏教の違いは一種のファッションにすぎない、そこに本質...
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記事紹介3:太平洋戦争

近現代史の考察は、このHPのテーマの一つです。明治維新以来、日本がどのような歴史を辿ってきたのか、ということは、現代の人々にとっても重要な関心事のはずです。しかしながら、明治期の日本について語る人は多いのですが、大正から昭和にかけて、特に戦争に向かう日本の歴史を、説得力を持って語れる人はほとんどいま...
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