中国

III. 中国論集

『狂人日記』について

1中国人は人の肉を食べる。昔の中国の料理本には、人肉の調理方法が載っている。また、中国の市場に人肉が流通していたことを示す資料は、沢山ある。人肉食は、中国の伝統文化である。他方で、日本人は人間の肉を食べない。それは、あり得べからざることである。だから、太平洋戦争中の激戦地であるレイテ島などで、日本軍...
中国文化満洲
III. 中国論集

南京虐殺と便衣兵

1南京虐殺には、便衣兵の問題が絡んでいたと言われている。便衣兵とはゲリラのことで、軍服を着ていない人間が、軍隊に攻撃を仕掛けることである。彼らは一般人と同じ格好をしているので、誰が兵隊であるのか、区別ができない。日本軍が南京に入城した際、南京に逃げ込んだ中国兵たちは便衣兵になり、日本軍に攻撃を仕掛け...
中国歴史
III. 中国論集

米中戦争

1資本主義を成り立たせるために、私有財産権や知的財産権を保障する必要はない。それらの権利は、経済とは無関係の政治的要求である。したがって、アメリカの中国への要求は、純粋な内政干渉であると言える。いまアメリカが中国に突き付けている要求は、実現不可能なものである。中国は、社会主義を信奉しているから、あの...
中国政治
I. 歴史論集

中国の近代化

私は、近代化に必要な要素は二つあると思う。一つ目は、国民意識である。我々は〇〇国民である、という意識を持った人々の集合が、近代国家である。そして建前上は、彼らが国家の主権者であることになっている。二つ目は、都市文明化である。近代化とは、人口が都市に集中する過程である。都市が農村から人口を吸い上げ、彼...
中国歴史満洲
I. 歴史論集

中国語について

1旧約聖書に、バベルの塔という話がある。むかし人々は、天まで届く塔を作ろうとした。塔は途中まで出来上がったが、その不遜な行いが神の怒りに触れ、完成する前に壊されてしまった。さらに神は、二度と塔が作れないように、人々が使う言葉を乱した。互いに言葉が通じなくなった人々は、協力することができなくなり、塔を...
中国歴史
II. 過去の再認識

南京大虐殺

1一九三八年十月、日本軍が漢口に入城するときに、司令部は各部隊に厳重な注意を与えました。第十一軍司令部「機密作戦日誌」に、次のような記録があります。読みやすさのため、カタカナはひらがなに改めました。 「南京攻略戦に於ける南京城進入の無統制に起因し、進入後幾多の不祥事を発生せしめたる苦き経験に鑑み、武...
中国歴史