III. 漢字による平和宇宙と戦争 私はときどき、どうすればアメリカに勝てるか、ということを考える。思考の訓練のようなものである。日本が数千発の核ミサイルを用意できたとしても、それだけではアメリカには勝てない。なぜなら報復攻撃で日本が破壊され、相打ちになるからである。では、報復を阻止するためにはどうすればよいか。まず、こちらのミサイル... 2020.08.31III. 漢字による平和小論集4軍事
VII. 真珠湾の奇跡真珠湾の奇跡 1真珠湾攻撃の直前、不思議な事態が起きていた。太平洋に散らばっていたアメリカ海軍の艦隊がハワイに結集し、多くの艦船が真珠湾に停泊していたのである。そこに日本軍の機動部隊が全力攻撃を仕掛け、米海軍の太平洋における実行力は、ほぼ完全に消滅した。実に不幸な事態であった。なぜ、そのようなことが起きたのか。原... 2020.08.07VII. 真珠湾の奇跡小論集3歴史軍事
VI. 知識人日本の戦略 1 日本政府はアメリカの言いなりになっている、とよく言われる。実際その通りである。それはなぜかといえば、グアムに米軍の基地があるからである。アメリカ政府は、その気になればいつでも日本を空爆できる。ゆえに、日本はアメリカに従わざるをえない。 サイパンの陥落は、ある意味で日本の降伏以上に重要な出来事であ... 2020.05.29VI. 知識人小論集2政治軍事
V. 倭国と隋の外交政策相互確証破壊 核兵器の相互確証破壊は、戦略として成り立っていない。そもそも、報復攻撃が抑止力になるという考えには何の根拠もない。もしも、死を恐れない敵がいたならば、相互確証破壊は無効である。だが、死を恐れるような軍隊は初めから敵ではない。 ここで問題となるのは、次の二点である。まず、敵国の一般市民を標的とする攻撃... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2軍事
I. 科学と信用イラク戦争について 1イラク戦争のとき、アメリカ政府は、イラクには大量破壊兵器がある、と言って戦争を始めた。日本はアメリカの行動を支持し、イラクに自衛隊を派遣した。また、イギリスも派兵を行った。戦後、イラクには大量破壊兵器が存在しなかったことが明らかになった。そもそもイラクが大量破壊兵器を保有しているということが、なぜ... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2文化軍事
III. 北京語と漢文アメリカ人の戦争観 1戦争において重要なのは、勢いを味方につけることである。日本がアメリカを相手に長期間戦い続けることができたのは、相手の出鼻をくじいたことが大きい。真珠湾の成功で日本軍に勢いがつき、戦果が拡大した。それを取り返すだけで、アメリカは相当の労力を払わねばならなかった。当時の日本とアメリカの国力の差は、一対... 2020.03.21III. 北京語と漢文小論集1歴史軍事
I. 歴史論集軍隊の強さ 1近代国家の擁する国民軍が強力なのは、兵隊が死を厭わないからである。たとえば、傭兵は金のために戦う。ゆえに、自分の命をかけてまで戦おうとは思わない。だから、国民軍と傭兵部隊が戦えば、必ず国民軍が勝つ。ナポレオン率いるフランス軍が強かったのは、彼らが国民軍であるのに対して、敵は傭兵部隊だったからである... 2020.03.10I. 歴史論集東アジアの歴史と未来歴史軍事
I. 歴史論集平和の利益 1戦争が続いている状態よりも、平和な状態のほうが、社会全体の利益は増えるはずである。たとえば、いま、コンゴで内戦が続いている。コンゴには豊富な鉱物資源があり、多国籍資本がその開発を行っている。しかし、鉱物を輸出することで得られる外貨は、すべて武装勢力の手に渡ってしまう。それが、コンゴの混乱の原因であ... 2020.03.10I. 歴史論集東アジアの歴史と未来政治軍事
I. 歴史論集グアムと沖縄 1現在の東アジアの平和を乱す最大の要因は、アメリカの軍事力である。米軍の存在がなくなれば、この地域の政治情勢は多少安定するだろう。ゆえに、我々は、グアムと沖縄からの米軍の撤退を要求するべきである。東アジアの秩序を維持することは、日本の義務である。もしもアメリカが、中国や北朝鮮に喧嘩を売るつもりならば... 2020.03.09I. 歴史論集東アジアの歴史と未来政治軍事
I. 歴史論集世界最終戦争 1アメリカが戦争を始めるときには、一定のパターンがある。太平洋戦争の場合、真珠湾に攻撃を受けてから、日本に宣戦を布告した。アフガニスタン紛争は、九・一一に対する報復として始まった。アメリカはいつも、一度敵の攻撃を受けてから、それに反撃するという形で戦争を始めている。たしか米墨戦争でも、同じような経緯... 2020.03.09I. 歴史論集東アジアの歴史と未来政治歴史軍事