I. 科学と信用再びコーランについて イスラム教徒は、コーランは神の言葉であると主張する。いったい、その根拠はどこにあるのだろうか。 コーランが神の言葉であるというのは、基本的には自称である。ムハンマドは、自分は神の言葉を伝えていると言ったが、彼が嘘をついていないという保証はない。また、彼が誤りを犯していないという保証もない。 もしもム... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2宗教
I. 科学と信用イラク戦争について 1 イラク戦争のとき、アメリカ政府は、イラクには大量破壊兵器がある、と言って戦争を始めた。日本はアメリカの行動を支持し、イラクに自衛隊を派遣した。また、イギリスも派兵を行った。 戦後、イラクには大量破壊兵器が存在しなかったことが明らかになった。そもそもイラクが大量破壊兵器を保有しているということが、... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2文化軍事
I. 科学と信用正義の必要性について 1 最近の世間では、正義は嫌われているようである。いわく、正義を振りかざすことは何も生まない。いわく、相手の罪を許すことが必要である、和解が必要である、と。 しかし、それで得をするのは誰なのか。罪を許すことで得をするのは誰なのか。正義を諦めることで得をするのは誰なのか。 得をするのは悪人だけであろう... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2宗教政治歴史
I. 科学と信用死者への冒涜 死人には口がない。誰かが彼のことを悪く言っても、彼自身にはそれを否定することができない。ゆえに、死者の名誉を守ることは生者の義務である。 死者を悪く言うべきではない。死者を冒涜するべきではない。それは生者のおごりであり、恥ずべきことである。 戦争は悪だ、と言うことは別に構わないと思う。しかし、戦死者... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2歴史
I. 科学と信用いじめ 子供のいじめは、基本的に親の問題である。自分の子供がいじめをしていることに気付いたら、殴ってやらねばならない。殴らないにしても、厳しい罰が必要である。 子供の異常に気付かない親は、親失格である。子供を叱ることができない親も、親失格である。子供がいじめをしていることに気付きながら、それを見逃す親は、人... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2社会
I. 科学と信用試験と能力 最近、大学試験の改革が世間をにぎわしている。より正確な試験を求める気持ちも分からなくはないが、大事なのは試験ではなく授業の中身である。 教育の目的は人間を育てることであって、人間を測ることではない。よい授業を行って、よい人材を育てることができれば、それでよいのである。試験は適当でよい。試験ばかりに気... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2社会
I. 科学と信用避難訓練の必要性について 1 最近は台風や大雨による災害が増えている。その度にニュースでは、どうすれば効率よく住民を避難させることができるか、といったことが議論されている。 彼らは避難指示の出し方に問題があると考えているようだが、そうではない。指示を出すだけで、その通りに動ける人間などいない。人間を指示通りに動かすためには、... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2環境問題社会
I. 科学と信用難民の受け入れ 1 最近は、難民の受け入れが問題とされることが多い。 日本人は難民に冷たい。移民にもあまり好意的ではないが、難民にはさらに厳しい。なぜかといえば、日本人の目には、難民は逃亡者と見えるからだろう。戦わずに逃げるような人間を助けてやる道理はない、ということである。 不正と戦って死ぬ覚悟がない人間は、人間... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2宗教政治
I. 科学と信用伝統とは何か 1 伝統というものがどこかにある、と考える人がいるようだ。日本の伝統だとか和食の伝統だとか、ありとあらゆるものに伝統を見つけないと、気がすまない人々がいる。 これも一種の二元論である。伝統を求める人々は、自分は伝統の中にいない、と考えている。自分は新しい人間であって、古い人間とは断絶している、と思い... 2020.04.08I. 科学と信用小論集2仏教文化
I. 科学と信用サンマについて 1 海洋資源の利用については、国際的な協調が必要である。現在の国際社会においては、領海や排他的経済水域というものが設定されていて、その範囲内であれば、主権国家は好きなやり方で海洋資源を利用してよい、ということになっている。また公海上では、どこの国がどれだけ魚を取っても構わない、という決まりである。 ... 2020.04.08I. 科学と信用小論集2原子力政治環境問題