II. 男女平等とは何か

民主主義と真理

ある人がどう思おうが、正しいものは正しいし、間違っているものは間違っている。国民全体がどう思おうが、正しいものは正しいし、間違いは間違いである。ある人がどう思おうが、また、国民全体がどう思おうが、それとは全く無関係に、何が正しく、何が間違っているか、ということはあらかじめ決まっている。 国民全体が一...
思想政治
II. 男女平等とは何か

キリスト教と仏教

1 キリスト教は実在しない。キリスト教という宗教が存在する、という考えそのものが迷信である。 あえて定義しようとすれば、キリスト教徒とは、不合理な考えを信じる人々である、とでも言うしかない。というのも、キリスト教徒とは、何らかの決まった考えや信仰を持つ人々の集まりではないからである。 たとえば、キリ...
仏教宗教
II. 男女平等とは何か

合衆国憲法と人種差別

1 合衆国憲法は、黒人奴隷のことを、労働に従う義務のある者、と表現している(第四条第二節の逃亡奴隷の条文)。建国の父たちは、祖国に奴隷制度があるという事実を隠そうとして、わざと婉曲的な表現を用いたのである。この欺瞞に満ちた表現こそが、現在まで続く人種差別の原因である。 奴隷制度そのものが問題だったの...
政治
II. 男女平等とは何か

多民族国家

1 日本人はかつて、満洲国という多民族国家を作った。終わり方は唐突であったが、それ以前に、その運営の仕方に問題があったように思う。一方で、現在の日本はまさに、満洲国のような多民族国家になりつつある。そこで、今後の日本を考える上で、過去の失敗から学ぶということは非常に重要である。 現在の角界におけるモ...
政治満洲
II. 男女平等とは何か

神の血脈

1 現在の天皇陛下は第百二十六代である。最初の天皇が神だったとすれば、それは百二十五代前のことになる。ゆえに、もしも、全ての天皇が人間と結婚して子をなしたのだとすれば、現在の天皇陛下は、ほぼ完全に人間である。 たとえば、父親がロシア人ならば、その人には 2 分の 1 だけ、ロシア人の血が流れているこ...
天皇
II. 男女平等とは何か

参謀の仕事

1 石原莞爾が参謀本部の作戦部長だった時に、盧溝橋事件が起きた。石原は不拡大方針を貫いたが、その方針は、部下の参謀や現地の将校たちに裏切られ続けた。結果として、日中戦争の戦線は際限なく拡大してゆくことになる。だが、当時の彼の判断に疑問符をつける研究者も多い。 問題とされるのは、昭和十二年七月十日に参...
大東亜戦争天皇歴史
II. 男女平等とは何か

日本の政局

1 どうでもいいことかもしれないが、共産主義は、日本の力に抵抗するために生まれたものだと思われる。ロシアでは日露戦争の圧力によって、中国でも日本軍に対抗するために、共産主義が成長した。ある意味で、共産主義は日本軍の子供である。そのため、彼らは戦略的な思考に長けている。 大東亜戦争中の日本軍の行動が理...
政治歴史
II. 男女平等とは何か

上知と下愚は移らず

最近は、自分の考えを変えない人が尊敬されるようである。一度自分が正しいと判断したものは、いつまでも信じ続ける、という人は、周囲の人から見れば、確かに頼もしいかもしれない。一度その人に信頼されれば、それが変わることはないからである。 しかし、社会全体の観点から見れば、それが害を生むこともある。たとえば...
思想政治
II. 男女平等とは何か

戦場ジャーナリスト

1 戦場ジャーナリストが、外国の武装勢力に捕まって、日本政府が身代金を要求される、という事件がときどき起きる。 そういうとき、日本の世論には、捕まったジャーナリストを非難するような傾向がある。それは自己責任だ、という声も聞かれる。いったい日本人は、そのジャーナリストに対して何を求めているのだろうか。...
文化
II. 男女平等とは何か

資本主義とAI

1 AIが進歩すると、生活が豊かになるとか、仕事が奪われて、逆に人間は不幸になるとか、色々なことが言われている。 AIが進歩すると、たとえば新製品の設計とか、新しいソフトウェアの開発とかも、できるようになるかもしれない。そうすると、人間は研究開発をしなくてもよくなるが、代わりに開発者やプログラマーの...
政治経済