社会

IV. 新型ウイルスについて

医術の目的

医者の仕事とは何か。医者には、人間の命を救うことはできない。なぜならば、人間はみな死ぬからである。医者が一度救った命も、そのあと必ず死ぬのだから、命を救うことは医術の目的ではありえない。医術の目的は、人間がよく生きる手助けをすることだろう。それは必ずしも、寿命を延ばすことを意味しない。ゆえに、医術は...
新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて

世代間の格差

1いまの日本には、世代間の対立がある、と言う人がいる。たとえば、新型コロナが流行りだしたときに、行動範囲の広い若者がウイルスを拡散しているから、若者は行動を自粛せよ、とやかましく言う人々がいた。彼らに言わせれば、若者は、自分が病気になるとは思っていない。そのように危機感がないので、むやみに動き回り、...
新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて

新型ウイルスについて(2)

健康な人は、早めに新型肺炎にかかっておいたほうがよい。一度感染すれば免疫ができるので、二度目はかからなくなる。かかっても軽症で済むだろう。これから妊娠するつもりの人などは、妊娠してから感染するよりも、妊娠する前に感染して、免疫をつけておいたほうがいい。一度感染した人は、キャリアになる可能性も低いと考...
新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて

外出の自粛は誰のためか

新型ウイルスの流行を食い止めるために、外出の自粛や、様々な活動の自粛が呼びかけられている。政治家は、それを国民の利益のためだと言うが、本当にそうだろうか。たしかに、ウイルスに感染する可能性が低くなることは、よいことかもしれない。重症化すれば死に至ることもある病気だから、感染しないに越したことはない。...
新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて

新型ウイルスについて(1)

新型コロナウイルスの蔓延を、見えない敵との戦いにたとえる人がいる。いったい我々は、何と戦っているのか。それはウイルスではない。それは、生への執着との戦いである。自分自身への執着との戦いである。新型ウイルスは風邪ウイルスの一種であって、おそらくは、人類全体にこのウイルスへの免疫ができるのを待つしかない...
新型ウイルス社会
II. 作戦計画試案

東南アジア

1私はあまり東南アジアには詳しくないのだが、知っている範囲で私の意見を述べたい。まず、東南アジアは政治的に不安定な地域である。様々な民族や宗教が入り混じり、文化的にも混沌としている。その中でも重要なのは、東西の対立であろう。インドシナ半島という名前からも分かるように、この地域はインドと中国の間にあり...
大東亜戦争歴史社会
II. 作戦計画試案

GDPと社会

1九十年代以降のアメリカのGDPの伸び率は、普通ではない。日本のGDPはほぼ横ばいだが、アメリカは右肩上がりに伸び続けている。八十年代には、日本の製造業はアメリカの製造業を凌駕していた。敗北を悟ったアメリカは、自国の産業を情報技術の方へと転換させることにした。これが図に当たり、今ではIT産業の業績が...
ジェンダー思想社会
II. 作戦計画試案

人間平等論批判

1 主張…男女は平等ではない。なぜならば、男は賢く、女は馬鹿だから。 反論…男女は平等である。女も男と同じくらい賢い。反論者が女である場合、彼女は「私は馬鹿ではない」と主張することはできない。その場合、反論者が証明すべき結論を前提としていることになり、論点先取の誤りを犯していることになるからである。...
ジェンダー思想社会
I. 反知性主義

障害と悪

1 障害を持つことはよくないことである。不幸なことである。病気になることはよくないことである。不幸なことである。よくないことをよいと言うべきではない。悪くないことを悪いと言うべきではない。 障害者が生きていることは悪いことではない。障害者を殺すことは悪いことである。悪いことをすることが悪いことであっ...
宗教社会
I. 反知性主義

プロパガンダ

福島産の作物に対する風評被害は、いまも続いている。科学的な調査によって安全性は保障されているにもかかわらず、それはなかなか認知されない。そこで調査の結果をどれだけ丁寧に説明しても、大した効果はない。 私は、次のような方法が有効ではないかと考える。たとえば、映画を作る。テーマは何でもよく、ヒーローアク...
仏教社会