V. 倭国と隋の外交政策天誅 嘘つきが引き起こした問題を、話し合いで解決することはできない。こちらがどれだけ真面目に話をしても、相手が平気で嘘をつくのであれば、いくら話し合いを続けても時間の無駄である。 そうした問題を解決するためには、話し合い以外の手段に訴えなければならない。むろん、直接的でない方法で問題を処理できるのであれば... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2政治
V. 倭国と隋の外交政策政治雑感 1 私が選挙権を得て、初めて選挙に行ったのは、ちょうど郵政選挙の頃だった。それまでの政治の流れを知っている人間には、小泉という人間は面白く見えたのかもしれない。だが、私のような有権者一年生にとっては、実に意味不明な選挙であった。 郵政改革とか、自民党をぶっ壊すとか言われても、それがどうして国民のため... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2政治
V. 倭国と隋の外交政策座禅 仏法を学ぼうとするものは、必ず座禅を修めなければならない。瞑想をせずに読書だけ行っても、何の意味もない。 いわゆる仏教学者の人々は、書物を読むだけで仏法に通じたつもりになっている。片腹痛いことである。座禅に打ち込むことなしに、仏法を知ることはできない。仏教学者は須らく座禅を修めねばならない。 もちろ... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2仏教
V. 倭国と隋の外交政策事実と言葉 1 中国人の書く文章は信用できない。彼らには、嘘と本当の区別がついてないように見える。 日本人の場合、言葉というものは、事実を表現するためのものだという感覚がある。しかし、中国人にはそもそも、事実とそうでないものの区別がない。そのため、彼らの書くものはどこか現実離れしている。人間が文章を書いていると... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2思想文化
V. 倭国と隋の外交政策法華経 法華経は不思議なお経である。大した内容もなく、たとえ話だけが延々と続く。私が初めて読んだときには、ただ言葉の響きに圧倒されるだけで、何が書いてあるのかよく分からなかった。 しかし、しばらくするとまた読みたくなる。そうして何度も読んでいるうちに、少しずつその教えが心に染み込んでゆくのである。読む人によ... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2仏教
V. 倭国と隋の外交政策相互確証破壊 核兵器の相互確証破壊は、戦略として成り立っていない。そもそも、報復攻撃が抑止力になるという考えには何の根拠もない。もしも、死を恐れない敵がいたならば、相互確証破壊は無効である。だが、死を恐れるような軍隊は初めから敵ではない。 ここで問題となるのは、次の二点である。まず、敵国の一般市民を標的とする攻撃... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2軍事
V. 倭国と隋の外交政策民族主義 前世紀の日中戦争に見られるような、民族主義によって戦争が過激化するという現象は、西洋文明がもたらした惨禍の一つである。中国には、もともと自民族中心主義ともいえる中華主義が存在したが、その傾向は、西洋的な民族主義の影響によってさらに過激なものとなった。 西洋人は存在にこだわる。何かが存在するという考え... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2思想歴史
V. 倭国と隋の外交政策大清国について 大清国は伝統的な中国王朝の一つに過ぎなかった、というのは、中華主義を宣伝しようとする中国人の屁理屈である。 たしかに、清代の中国でも科挙は行われていた。しかし、それによって役人に採用された漢人が関与できたのは、中国の政治だけであった。彼らは、大清国全体の政治に与れたわけではない。つまり、清国そのもの... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2中国歴史
V. 倭国と隋の外交政策倭国と隋の外交政策 1 聖徳太子が隋の皇帝に送った国書に関しては、様々な議論があるようである。しかし、この問題は、中国と日本の二国だけの問題ではない。この時期の東アジア全域の国際関係に、目を向ける必要がある。 南北朝から隋の時代にかけて、東南アジアを含むアジア諸国の間で、仏教的な形式をとった外交関係が顕著に見られる。つ... 2020.05.09V. 倭国と隋の外交政策小論集2中国仏教歴史
V. 倭国と隋の外交政策権力について 権力に制限を付けるべきではない。権力は無制限でなければならない。 能力のある人間に良い仕事をさせるためには、余計な条件を付けるべきではない。そういう人間には、好きにやってもらった方がいい。 最近の傾向として、何にでも厳しい条件を付けたがる人が多い。多くの労働者を、ある一定のルールに沿って働かせるなら... 2020.05.07V. 倭国と隋の外交政策小論集2政治