物理学熱交換としての光(量子力学ノート) アインシュタインは間違っている。どこが間違っているかというと、光量子仮説である。そもそも、相対性理論は光が実在しないことを意味している。ゆえに、光の実在を主張する光量子仮説は相対論と矛盾するのである。詳しく説明しよう。量子力学において、二重スリット実験という有名な実験がある。光源から一つの光子を放出... 2023.03.24物理学科学
新型ウイルス新型ウイルス再考 先日、日本でもマスク着用ルールが緩和され、ようやくパンデミックが終わったと認識されるようになった。世間ではこれもワクチンのお陰だと言われているが、ワクチンとパンデミックの終息は全く関係ない。パンデミックが終息したのはウイルス自体が弱毒化したからであって、ワクチンやソーシャル・ディスタンスのせいではな... 2023.03.20新型ウイルス新型ウイルス科学
物理学運動法則と因果律の関係について 因果律まず、因果律を定式化する。『他の条件が同じならば、同一の原因から同一の結果が生じる』本来、因果律を定義したり、証明したりすることはできないが、その性質の一つを定式化すると以上のようになる。運動法則次に、ニュートンの運動法則は次の三つからなる。 一、慣性の法則。すべての物体は外力を加えられないか... 2021.12.15物理学科学
経済ITの次に来る技術 アナログからアナログへむかしの日本は技術大国として世界から尊敬されていたが、いまは見向きもされない、という話がある。電化製品や自動車など、ものづくりには秀でていたが、IT社会に対応できず、技術革新が生まれていない、と。いまは「テクノロジー=IT」と言ってもいい時代なので、ITの分野で活躍できないこと... 2021.10.08経済科学経済
物理学量子力学の新解釈――光は存在しない はじめに――温暖化について今回は物理学の話をしようと思う。はじめに熱力学の例題として、地球温暖化の仕組みについて解説したい。前提として、地球は太陽の熱で温められている。太陽の表面温度は6000度もあり、その熱によって温められるので、放っておけば地球の温度は6000度まで上昇するはずである。そうなって... 2021.08.07物理学科学
原子力プルトニウムの使い道 原子力技術の将来現在、プルトニウムには二つの道しかない。爆弾にするか、捨てるかである。しかしながら、苦労して作ったプルトニウムをただで捨てるわけにはゆかない。ゆえに、爆弾にして役に立てたほうがよい、ということになる。核兵器の廃絶が進まないのは、このような「もったいない」精神が働くからである。したがっ... 2021.04.12原子力原子力環境問題科学
心の科学心について(2) 言語とは何か。脳科学によって言語機能を解明することは可能だろうか。可能である。私が意味ニューロンの存在を仮定したのは、言語機能を科学的に理解するためである。おばあさん細胞おばあさん細胞の話を知っている人はいるだろうか。ある科学者が、被験者の脳内に、自分のおばあさんの顔を見たときにだけ反応する神経細胞... 2021.01.22心の科学心科学
心の科学心について このHPでは、まだあまり心の話をしていなかった。人間の心について、私が知っていることを話したいと思う。まず、心と脳の関係について考えてみたい。心と脳の間に何らかの関係があることは確かである。だが、心と脳が同じものかどうか、という質問はナンセンスである。なぜならば、脳は目で見ることができるが、心を目で... 2021.01.19心の科学心科学
V. 世界政府宣言日本学術会議の一件 現内閣が、日本学術会議の会員の任命を拒否したことが話題になっている。安倍・菅内閣の無軌道ぶりは今に始まったことではないので、このニュース自体には特に感想はない。ただ、今回のニュースで改めて確認させられたのは、日本政府の学問に対する無関心さである。政府が科学研究に金を出し渋っていることはよく知られてい... 2020.10.15V. 世界政府宣言小論集4科学
物理学量子コンピュータについて 去年、googleが53ビットの量子コンピュータを実現した、というニュースがあった。とうとうここまできたか、と感じた。この記事では、量子コンピュータについて簡単な解説をしようと思う。量子力学には解釈問題というものがあって、量子的な現象をどう解釈し、理解するべきか、ということに関する論争がある。いくつ... 2020.10.01物理学科学