小論集4

VI. ジェンダー論

女性は家事を行うべきか

最近は、女性は料理が上手いほうがよい、などと言うと、古い価値観だと批判されるようになった。だが、男性も家事をやるようになったからといって、女性が家事をやらなくてよくなったわけではない。家事の半分を男性がやるならば、残りの半分は女性がやるわけである。そうすると、やはり料理が上手いに越したことはない。結...
ジェンダー経済
V. 世界政府宣言

日本学術会議の一件

現内閣が、日本学術会議の会員の任命を拒否したことが話題になっている。安倍・菅内閣の無軌道ぶりは今に始まったことではないので、このニュース自体には特に感想はない。ただ、今回のニュースで改めて確認させられたのは、日本政府の学問に対する無関心さである。政府が科学研究に金を出し渋っていることはよく知られてい...
科学
V. 世界政府宣言

核の抑止力再考

核の抑止力という神話が、いまだに説得力を持っているようである。だが、そもそも何らかの兵器が抑止力として働くことはありえない。抑止力となるのは常に、兵器を用いる人間の意志である。現代社会において、大国間で戦争が起きないのは、誰も得をしないからである。戦争をすることが損であると分かっているから、戦争が起...
政治軍事
IV. 東京裁判とアジアの開放

三光作戦

日中戦争や太平洋戦争に関して、歴史認識の問題が絶えない。それはなぜかというと、いまだ歴史的な事実が明らかにされているとは言えないからである。東京裁判は、本来ならば、戦争に関する事実を明らかにするべきものであった。だが実際には、客観的な調査がなされたとは言い難い。東京裁判の最大の問題は、反対尋問が行わ...
大東亜戦争歴史
VI. ジェンダー論

男女の欲望

男性向けポルノとフェミニズムエロ漫画に関しては私も一家言あるが、最近はどうもつまらない。私が熱心に読んでいたころはコミックメガストアの全盛期であり、当時人気のあった作家は月野定規やDISTANCEなどであった。いまでも活躍している人もいるが、彼らに共通して言えるのは、女性の欲望を描けていた、というこ...
ジェンダー文化
IV. 東京裁判とアジアの開放

ハル・ノート

以前、太平洋戦争の開戦に際して、アメリカの外交政策にミスがあった、という話をした(東京裁判とアジアの開放)。ここではその続きをしたいと思う。いわゆるハル・ノートにおいて、アメリカ政府は、日本政府に対して中国からの全面撤兵を要求している。それは、この要求をのまなければ、日本との交渉には応じない、という...
大東亜戦争歴史
V. 世界政府宣言

農業と政治

農業の価値を貨幣で量ることはできない。これは漁業についても同じである。たとえば大抵の魚は、旬の時期が一番おいしく、また一番安くなる。したがって、おいしいものを食べることで人間が幸福になるのだとすれば、人間の幸福とGDPは反比例することになる。これが食の本質である。人間はお金によって幸福になるのではな...
政治経済
VII. 人種差別概説

人種差別概説

ユダヤ人何年か前から、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著作が世間を賑わしている。どうも胡散臭いと思っていたが、彼はユダヤ人だそうで、なるほどユダヤの駄法螺かと合点がいった。ユダヤ人は何千年も前から法螺ばかり吹いているので、彼らの言うことはあまり真に受けないほうがよい。こういうことを言うと差別的だと批判され...
政治文化
VI. ジェンダー論

夜這いとレイプ

日本は男女格差が大きい社会だと言われている。たとえば、伊藤詩織氏がTIME誌の100人に選ばれたことは、日本は男女格差が大きい社会だと、国際社会から認識されていることを示している。この場合の国際社会とは、基本的には西欧諸国であろう。誤解を恐れずに言えば、日本では、昔からレイプは犯罪だとみなされていな...
ジェンダー文化
V. 世界政府宣言

世界政府宣言

ここで、世界政府の問題について改めて議論しておく。私は、世界政府を作るべきだと提案する。理由は単純で、大企業から税金をとるためである。多国籍企業から税金をとるためには、世界中で税金を一元管理するのが最も効率がよい。そうして法人税を十分にとれるようになれば、消費税は必要なくなる。すると、格差の問題も解...
政治