IV. 新型ウイルスについて世代間の格差 1いまの日本には、世代間の対立がある、と言う人がいる。たとえば、新型コロナが流行りだしたときに、行動範囲の広い若者がウイルスを拡散しているから、若者は行動を自粛せよ、とやかましく言う人々がいた。彼らに言わせれば、若者は、自分が病気になるとは思っていない。そのように危機感がないので、むやみに動き回り、... 2020.06.17IV. 新型ウイルスについて小論集3新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて新型ウイルスについて(2) 健康な人は、早めに新型肺炎にかかっておいたほうがよい。一度感染すれば免疫ができるので、二度目はかからなくなる。かかっても軽症で済むだろう。これから妊娠するつもりの人などは、妊娠してから感染するよりも、妊娠する前に感染して、免疫をつけておいたほうがいい。一度感染した人は、キャリアになる可能性も低いと考... 2020.06.17IV. 新型ウイルスについて小論集3新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて外出の自粛は誰のためか 新型ウイルスの流行を食い止めるために、外出の自粛や、様々な活動の自粛が呼びかけられている。政治家は、それを国民の利益のためだと言うが、本当にそうだろうか。たしかに、ウイルスに感染する可能性が低くなることは、よいことかもしれない。重症化すれば死に至ることもある病気だから、感染しないに越したことはない。... 2020.06.17IV. 新型ウイルスについて小論集3新型ウイルス社会
IV. 新型ウイルスについて新型ウイルスについて(1) 新型コロナウイルスの蔓延を、見えない敵との戦いにたとえる人がいる。いったい我々は、何と戦っているのか。それはウイルスではない。それは、生への執着との戦いである。自分自身への執着との戦いである。新型ウイルスは風邪ウイルスの一種であって、おそらくは、人類全体にこのウイルスへの免疫ができるのを待つしかない... 2020.06.17IV. 新型ウイルスについて小論集3新型ウイルス社会
III. 忠と孝タイムマシン 1時間とは何か。タイムマシンは可能か。過去に戻ることはできるのか。過去を変えることはできるのか。タイムマシンが周知されるようになったのは、H・G・ウェルズのSF小説がきっかけだろう。主人公がマシンに乗り込みダイヤルをひねると、過去や未来を自在に行き来できる。時間旅行が不可能であることを指摘することは... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3仏教科学
III. 忠と孝二元論の歴史 1ヨーロッパ人は世界を二つに分ける。文明と野蛮である。そして、文明人には野蛮人を支配する権利がある、と考えた。それが植民地の起源である。ここに、二元論という問題がある。善と悪、善神と悪神、天使と悪魔、天国と地獄、文明と野蛮、資本家と労働者、白人と有色人種などなど。ヨーロッパ的な世界は二元論に彩られ、... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3仏教宗教歴史
III. 忠と孝太平洋戦争概説 1 戦争の定義私は、日本は太平洋戦争に勝利したと主張する。これは常識に反する主張なので、いぶかしく思う人もいるだろう。その真意がどこにあるのか、少し説明したいと思う。クラウセヴィッツによれば、戦争は、政治的な目的を達成するための手段である。したがって、ある国が戦争に勝利したかどうか、ということは、そ... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3大東亜戦争歴史
III. 忠と孝中国軍の脅威をいかに理解すべきか 1コロナ騒動に便乗して、最近、中国軍の動きが活発化しているようである。このような問題について考えるとき、我々は次のことに注意しなければならない。それは、中国政府の対外的な行動は、基本的に国内政治の現れにすぎない、ということである。たとえば、習近平政権が台湾の併合を主張するのは、そうしないと、党内の他... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3中国政治
III. 忠と孝二つの天皇家 1私は、聖徳太子に関する日本書紀の記述に疑問を持っている。日本書紀においては、推古天皇が隋の煬帝に国書を送ったことになっている。しかし、中国側の記録では、その時の日本の大王には妻がいたとされている。つまり、大王は男だったはずである。おそらく、聖徳太子は実際には大王だった。そう考えなければ、彼の死後、... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3中国仏教歴史
III. 忠と孝リベラルと保守 1リベラリズムとは、精神の自由を信じる立場である。保守とは、リベラリズムに賛同しない立場である。そもそも保守という言葉には、反リベラリズムという意味しかなく、積極的な内容のある言葉ではない。その人が精神の自由を認めないならば、どんな立場であれ保守と呼ばれる。では、リベラリズムの正当性はどこにあるのか... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3思想政治