I. ウイルスの進化論新型コロナ問題の最終的解決 イギリスの変異型ウイルスに対して、既存のワクチンの有効性が弱まる可能性が指摘されている。そこでアストラゼネカ等の製薬会社は、変異株に対応できるワクチンの開発を急いでいるという。これがイタチごっこになることは、冷静に考えれば分かる。ワクチンの接種者が増えるほど、ウイルスに対する淘汰圧が強まり、ワクチン... 2021.02.05I. ウイルスの進化論小論集5新型ウイルス
IV. 恥の文化輪廻と主体性 宿業という言葉がある。前世の行いによって、今世における自分の状況が決定される、という考えである。貧乏な人は、前世で泥棒をしたからそうなったとか、飢餓に苦しむ人は、前世で食べ物を粗末にしたのだ、とか言われる。こういった話にどんな意味があるのだろうか。ここにあるのは絶対的な主体性である。自分が置かれてい... 2020.12.15IV. 恥の文化小論集5仏教
I. ウイルスの進化論新型コロナ第三波と出口戦略 冬になって新型コロナの感染者が増えてきたので、またぞろ医者たちが騒ぎ出している。少し前まではQuality Of Lifeが大事だと言っていたのに、いまは人命第一に逆戻りである。感染予防のために経済活動を止めた場合、多くの人のQOLが低下することになると思うのだが、そんなことは歯牙にもかけない。人命... 2020.12.11I. ウイルスの進化論小論集5新型ウイルス
IV. 恥の文化ポスト・トゥルース 最近はフェイクニュースが流行っていて、人々は、どうすればだまされずにすむか、ということに興味を抱いている。また、ポスト・トゥルースという言葉もあって、もはや真実など必要ない、と考える人もいる。だが、人間社会にフィクションが蔓延しているのは、いまに始まったことではなく、歴史の始まりから、人はフィクショ... 2020.12.08IV. 恥の文化小論集5仏教
IV. 恥の文化日本の思想 親鸞日本には思想がないとか哲学がない、と言われることがある。中国には諸子百家があり、哲学や思想はたくさんある。インドにも六派哲学のような学問の伝統があり、体系的な思想の宝庫と言える。では、日本はどうか。日本には思想家がいるのか、哲学者がいるのか。そういう人物の名前を挙げようとしても、なかなか出てこな... 2020.12.07IV. 恥の文化小論集5思想
I. ウイルスの進化論新型ウイルスのワクチンについて アメリカの製薬会社が、新型コロナウイルスのワクチン開発に成功したという。近いうちに認可を受けて、使用が開始されるらしい。これが問題解決の糸口になるだろうか。このウイルスは世界中でパンデミックを引き起こしているので、これを終わらせるためには、世界中にワクチンを普及させる必要があると思う。先進国だけでワ... 2020.11.27I. ウイルスの進化論小論集5新型ウイルス
IV. 恥の文化さとり さとりは一つの体験である、と言われることがある。それも間違いではないが、正確ではない。さとりとは、一つの認識である。それは非常に明瞭で、輪郭のくっきりしたものである。たとえば、はじめは壺に見えるが、よく見ると人の顔にも見える、というだまし絵がある。一度それが見えてしまうと、壺と顔の両方が見えるように... 2020.11.20IV. 恥の文化小論集5仏教
II. 新経済学MMTについて 功績と限界MMT(現代貨幣理論)論者は、「雇用を創出するために、政府は国債をじゃんじゃん発行すべきだ」と主張する。彼らによれば、国家の財政の源は、税収ではなく国債である。あるいは、中央銀行が発行する預金残高が、国家の財源に変わるらしい(動画参照)。だから日本政府は緊縮財政を行うべきではなく、積極的に... 2020.11.16II. 新経済学小論集5経済
IV. 恥の文化人と獣の住み分け 国土の手入れ最近赤とんぼを見なくなった。昔は秋になると、空を埋め尽くすほどの赤とんぼがやって来たものだが。彼らはどこに行ったのだろう。トンボやメダカなど、日本の田園を象徴する動物たちが姿を消し、そして田園そのものも姿を消しつつある。新幹線に乗ったときに目につくのは、きれいに植えられた田んぼではなく、... 2020.11.11IV. 恥の文化小論集5環境問題社会
IV. 恥の文化徳の教育、知性の教育 1AIと人間の違いカンガルーの顔を見ると、いつも不思議な気分になる。鹿の顔のようにも見えるし、ウサギのようにも見えるし、馬のようにも見えるが、そのどれとも違う。どこかで見たような気がするけれども、いままで見たどの動物とも違う。カンガルーの顔はカンガルーの顔としか言いようがないのだが、なんとなく何かに... 2020.11.10IV. 恥の文化小論集5心社会記号論