小論集5

III. 国語の教育はいかにあるべきか

国立戒壇と政教分離

先日、YouTubeで中田敦彦の動画を見ていたら、公明党について面白い話をしていた。公明党はかつて国立戒壇の設立を主張していたが、憲法違反との指摘を受け、それを取り下げたのだという。このとき問題とされたのは、憲法20条の政教分離の原則である。仏教が宗教だとするならば、国立戒壇の設立は政教分離に反する...
仏教
III. 国語の教育はいかにあるべきか

正しい死に方

今回のコロナ騒動で明らかになったことは、現代人がいかに死を恐れているか、ということであろう。人間は必ず死ぬのだから、その時が来たら死ぬしかない。それが道理なのだが、その道理が分からない人間が大半であるらしい。 過激な言い方をすれば、新型コロナウイルスは高齢化の問題を解決してくれるだろう。高齢化とは、...
仏教文化
I. ウイルスの進化論

ウイルスの進化論

ウイルスの進化を考えるときに、何が淘汰圧として働くか、ということが問題になる。あるウイルスが、別のウイルスと競争関係にあり、自分の子孫をできるだけ増やそうとするならば、彼は何をすべきか。彼がすべきことは、より多くの人間に感染し、より多く繁殖の機会を得ることである。そこで、いかにして人間を確保するか、...
新型ウイルス
I. ウイルスの進化論

ガラパゴス化する新型ウイルス

いままでに何度も述べたことだが、繰り返し述べる。新型ウイルスの感染を予防するべきではない。このウイルスの流行を早期に終わらせたいのであれば、感染を拡大させる必要がある。現在各国政府が行っている政策は、かえって流行を長引かせる可能性がある。 ガラパゴスフィンチという鳥がいる。ガラパゴス諸島のいくつかの...
新型ウイルス科学
III. 国語の教育はいかにあるべきか

国語の教育はいかにあるべきか

最近、日本の子供たちの読解力が低下しているという。つまり、日本語の能力が低下しているということである。これを解消するために、学習指導要領が改定され、現代文が論理国語と文学国語に分けられる、というニュースがあった。 しかし、現代文をいくら改良しても無駄だろう。現在の学校教育に足りないのは、古典の授業で...
社会