過去の文章

V. 世界政府宣言

世界政府宣言

ここで、世界政府の問題について改めて議論しておく。私は、世界政府を作るべきだと提案する。理由は単純で、大企業から税金をとるためである。多国籍企業から税金をとるためには、世界中で税金を一元管理するのが最も効率がよい。そうして法人税を十分にとれるようになれば、消費税は必要なくなる。すると、格差の問題も解...
政治
III. 国語の教育はいかにあるべきか

国立戒壇と政教分離

先日、YouTubeで中田敦彦の動画を見ていたら、公明党について面白い話をしていた。公明党はかつて国立戒壇の設立を主張していたが、憲法違反との指摘を受け、それを取り下げたのだという。このとき問題とされたのは、憲法20条の政教分離の原則である。仏教が宗教だとするならば、国立戒壇の設立は政教分離に反する...
仏教
III. 国語の教育はいかにあるべきか

正しい死に方

今回のコロナ騒動で明らかになったことは、現代人がいかに死を恐れているか、ということであろう。人間は必ず死ぬのだから、その時が来たら死ぬしかない。それが道理なのだが、その道理が分からない人間が大半であるらしい。過激な言い方をすれば、新型コロナウイルスは高齢化の問題を解決してくれるだろう。高齢化とは、老...
仏教文化
IV. 東京裁判とアジアの開放

東京裁判とアジアの開放

1 大東亜戦争は自衛戦争だったのか大東亜戦争が日本の自存自衛のための戦争だった、という主張が虚偽であるとはどういうことだろうか。このような主張を行う人は、実際には何を主張しているのだろうか。彼は、日本政府が開戦に踏み切った理由は、本当は自存自衛ではなかったにもかかわらず、真の目的を隠すために、あえて...
大東亜戦争歴史
VII. 人種差別概説

ユダヤについて

内田樹という人がいる。日本の左翼系言論人の代表と言ってもいいだろう。彼はいわゆる「自虐史観」の持ち主である。彼はレヴィナスに師事し、近代ヨーロッパの思想・哲学に精通しているようである。彼はあまりにユダヤ的である。ユダヤ的な思考法が彼の中に染みついている。それは彼の歴史観と切っても切れない関係にある。...
仏教文化
V. 世界政府宣言

権力の問題

権力の問題はかなり根深いものがある。どこから切り込んでよいのか分からないが、そもそも、権力とは人を従わせる力だと考えられている。支配者が被支配者を意のままに操ることができるときに、権力があると言われるようである。だが現実には、そんなことはありえない。たとえば、ラジコンのコントローラーを握っている人が...
思想政治
I. ウイルスの進化論

ウイルスの進化論

ウイルスの進化を考えるときに、何が淘汰圧として働くか、ということが問題になる。あるウイルスが、別のウイルスと競争関係にあり、自分の子孫をできるだけ増やそうとするならば、彼は何をすべきか。彼がすべきことは、より多くの人間に感染し、より多く繁殖の機会を得ることである。そこで、いかにして人間を確保するか、...
新型ウイルス
VI. ジェンダー論

LGBTについて

最近はLGBTというものが流行っているらしい。これは、セックスというものは自由であるべきだ、ということを言いたいのだろうが、人類の歴史から見ればそれは当たり前のことであって、むしろ現在のような価値観、つまりヘテロセックスだけが正常であり、ホモセックスは異常だという考え方のほうが、文化史の上では異常な...
ジェンダー文化
IV. 東京裁判とアジアの開放

中台問題の解決策

中国共産党は、台湾の併合を党是としており、いまでも台湾への野心を公に表明している。そのためなら武力行使をも辞さない構えだという。なぜ彼らは、これほどまでに台湾にこだわるのか。共産党は中国国内を完全に支配できているのに、これ以上何を望むのか、と不思議に思う人もいるだろう。それは結局、統治の正統性の問題...
中国天皇政治
IV. 東京裁判とアジアの開放

どうすれば戦争責任を果たせるのか

「歴史修正主義について」の中で、保守とリベラル双方の歴史認識に問題があることを指摘した。とくにリベラル側に深刻な問題があると思うので、ここではそのことを議論したい。前回の続きとして読んでほしい。リベラルの問題点は、人命は何よりも尊い、という信念であろう。この信念にとらわれて、彼らは思考停止に陥ってし...
大東亜戦争歴史