政治奉行所設置の提案 現代社会の問題点は、個人の権利よりも企業の活動の方が優先されていることだと思う。これが端的に現れているのが、警察の活動である。たとえば、企業と個人の間にトラブルが生じた場合、警察は企業の味方をせざるをえない。なぜならば、たいていの企業は弁護士と契約しており、法的な観点から警察の活動をけん制することが... 2020.12.29政治社会
経済日本の過去と未来 1 歴史問題の整理私はこのHPの中で、日中戦争と太平洋戦争について、何度も語り直している。この一連の戦争をどのように語れば、その本質に近づくことができるのか、試行錯誤を続けている。ここで再び問題を整理してみたい。1.1 植民地論点の一つ目は、ヨーロッパの植民地政策である。これは明確な侵略行為であり、... 2020.12.18経済歴史社会経済
VII. 人種差別概説日本人と差別 人種は目に見えない以前の記事で、日本には人種差別は存在しない、という話をした。なぜかというと、日本人は人種という観念に馴染みがないからである。たとえばアメリカでは、その人の数世代前までさかのぼって、何十分の一かでも黒人の血が混じっていれば、その人は黒人だ、と判断されることがある。日本人からするとパラ... 2020.12.10VII. 人種差別概説小論集4天皇社会
IV. 恥の文化人と獣の住み分け 国土の手入れ最近赤とんぼを見なくなった。昔は秋になると、空を埋め尽くすほどの赤とんぼがやって来たものだが。彼らはどこに行ったのだろう。トンボやメダカなど、日本の田園を象徴する動物たちが姿を消し、そして田園そのものも姿を消しつつある。新幹線に乗ったときに目につくのは、きれいに植えられた田んぼではなく、... 2020.11.11IV. 恥の文化小論集5環境問題社会
IV. 恥の文化徳の教育、知性の教育 1AIと人間の違いカンガルーの顔を見ると、いつも不思議な気分になる。鹿の顔のようにも見えるし、ウサギのようにも見えるし、馬のようにも見えるが、そのどれとも違う。どこかで見たような気がするけれども、いままで見たどの動物とも違う。カンガルーの顔はカンガルーの顔としか言いようがないのだが、なんとなく何かに... 2020.11.10IV. 恥の文化小論集5心社会記号論
V. 世界政府宣言学問の自由 学問の自由という言葉を最近よく目にするが、それを政府に保障してもらおうという考えがそもそも間違っている。学問は常に自由である。誰が何をしようが、私の学問を止めることはできない。政府が何をしようが、一人の学者が学問を続けることを阻止することはできない。学問は常に自由であり、それは単なる事実である。どん... 2020.10.26V. 世界政府宣言小論集4社会
V. 世界政府宣言権力崇拝と自由主義 現代社会には権力への信仰が行き渡っている。この世界は弱肉強食であるとか、力のない者は何をされても文句を言えないとか、そういった考えを当然と思う人が増えているように感じる。そして、だからこそ自分は勝ち組にならなければならない、というふうにして、権力そのものを肯定するような傾向が生まれつつある。弱肉強食... 2020.10.24V. 世界政府宣言小論集4社会
III. 国語の教育はいかにあるべきかアルコール依存 近ごろ、元TOKIOの山口氏が飲酒運転で逮捕されたということで、アルコール依存症が関心を集めている。依存症の問題については、世間で正しい理解がなされているとは思えないので、私の意見を述べる。まず、アルコール依存症は病気だという主張があるが、これは誤りである。アルコールを飲むから依存症になるのであって... 2020.09.30III. 国語の教育はいかにあるべきか小論集5社会
III. 国語の教育はいかにあるべきか自殺に関して 最近、芸能人の自殺報道が相次いでいる。どうも不思議な感じがするのだが、何が起きているのだろうか。一般的なことを言えば、私が常々感じているのは、命を大事にしすぎだということである。命が大事だと言えば言うほど、その息苦しさに耐えられなくなってしまう。生きていさえすればそれでよい、という言葉は、彼の人生を... 2020.09.28III. 国語の教育はいかにあるべきか小論集5政治社会
社会SNS雑感 共産主義者の白井聡が、ユーミンの話で炎上していた。ちょっと気になったので、思ったことを書いておく。まず私自身は、彼の言わんとすることは分かる。テレビを見ていて、問題のユーミンのコメントが流れてきたときには、うわっ、と思ってチャンネルを変えた。だから彼の言いたいことは分かるので、べつに問題はない。本来... 2020.09.05社会社会