経済

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なぜアメリカは世界最強国なのか

人口減少 いま、日本では人口減少が起きている。中国や韓国でも高齢化、少子化によって人口が減少しつつあり、ヨーロッパも同様の状況である。 一方で、アメリカの人口は順調に増え続けている。アメリカでは出生率の高さに加えて、移民の流入によって人口が増加している。 そもそも、人間が生きるためには衣食住が必要で...
社会経済
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経済成長とキリスト教

付加価値とは何であるか。 たとえば、一枚の布が、一人の労働者の一日分の仕事で生産されるとしよう。 もしも、同じ大きさの布が、一人の労働者の半日分の仕事で生産されるようになれば、生産性は二倍に増加したことになる。 ここで、その布が以前と同じ値段で売れれば、売り上げは二倍になる。 一方、供給が増加したこ...
宗教社会経済
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円安と日本経済の停滞

記録的円安 現在、円安が進行中である。2022年4月28日には1ドル=130円台まで下落した。理由は日米の金利差だという。アメリカは景気が回復したため利上げを行ったが、日本は景気が低迷しているためマイナス金利のままである。ゆえに、ドルを銀行に預けると利息の分だけ額が増えるので、円を売ってドルを買う動...
社会経済
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格差の拡大が経済を成長させる

保育という仕事は生産性を向上させることが難しい。機械化も効率化もできず、子どもの面倒は人間が見るしかない。そうした手間のかかる仕事を一部の人間に押し付け、残りの人々は生産性の高い仕事に従事する。 後者が生産性を向上させればGDPは増えるが、それが可能になるのは、生産性の低い仕事を他人に任せた結果であ...
経済
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貨幣という病

GDPが社会の富を表現するという考えは、アダム・スミスにさかのぼる。彼は日用品の流通量がその社会の富を表すと考えた。ゆえに、商品の取引において用いられる貨幣の量を計ることで、その社会の富を算出できることになる。だが現代においては、日用品ではなく、貨幣そのものが富を表現すると考えられている。こうなった...
経済
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ITの次に来る技術

アナログからアナログへ むかしの日本は技術大国として世界から尊敬されていたが、いまは見向きもされない、という話がある。電化製品や自動車など、ものづくりには秀でていたが、IT社会に対応できず、技術革新が生まれていない、と。いまは「テクノロジー=IT」と言ってもいい時代なので、ITの分野で活躍できないこ...
科学経済
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日本の過去と未来

1 歴史問題の整理 私はこのHPの中で、日中戦争と太平洋戦争について、何度も語り直している。この一連の戦争をどのように語れば、その本質に近づくことができるのか、試行錯誤を続けている。ここで再び問題を整理してみたい。 1.1 植民地 論点の一つ目は、ヨーロッパの植民地政策である。これは明確な侵略行為で...
歴史社会経済