III. 国語の教育はいかにあるべきか

正しい死に方

今回のコロナ騒動で明らかになったことは、現代人がいかに死を恐れているか、ということであろう。人間は必ず死ぬのだから、その時が来たら死ぬしかない。それが道理なのだが、その道理が分からない人間が大半であるらしい。 過激な言い方をすれば、新型コロナウイルスは高齢化の問題を解決してくれるだろう。高齢化とは、...
仏教文化
IV. 東京裁判とアジアの開放

東京裁判とアジアの開放

1 大東亜戦争は自衛戦争だったのか 大東亜戦争が日本の自存自衛のための戦争だった、という主張が虚偽であるとはどういうことだろうか。このような主張を行う人は、実際には何を主張しているのだろうか。 彼は、日本政府が開戦に踏み切った理由は、本当は自存自衛ではなかったにもかかわらず、真の目的を隠すために、あ...
大東亜戦争歴史
VII. 人種差別概説

ユダヤについて

内田樹という人がいる。日本の左翼系言論人の代表と言ってもいいだろう。彼はいわゆる「自虐史観」の持ち主である。彼はレヴィナスに師事し、近代ヨーロッパの思想・哲学に精通しているようである。 彼はあまりにユダヤ的である。ユダヤ的な思考法が彼の中に染みついている。それは彼の歴史観と切っても切れない関係にある...
仏教文化
V. 世界政府宣言

権力の問題

権力の問題はかなり根深いものがある。どこから切り込んでよいのか分からないが、そもそも、権力とは人を従わせる力だと考えられている。支配者が被支配者を意のままに操ることができるときに、権力があると言われるようである。 だが現実には、そんなことはありえない。たとえば、ラジコンのコントローラーを握っている人...
思想政治
I. ウイルスの進化論

ウイルスの進化論

ウイルスの進化を考えるときに、何が淘汰圧として働くか、ということが問題になる。あるウイルスが、別のウイルスと競争関係にあり、自分の子孫をできるだけ増やそうとするならば、彼は何をすべきか。彼がすべきことは、より多くの人間に感染し、より多く繁殖の機会を得ることである。そこで、いかにして人間を確保するか、...
新型ウイルス
VI. ジェンダー論

LGBTについて

最近はLGBTというものが流行っているらしい。これは、セックスというものは自由であるべきだ、ということを言いたいのだろうが、人類の歴史から見ればそれは当たり前のことであって、むしろ現在のような価値観、つまりヘテロセックスだけが正常であり、ホモセックスは異常だという考え方のほうが、文化史の上では異常な...
ジェンダー文化
IV. 東京裁判とアジアの開放

中台問題の解決策

中国共産党は、台湾の併合を党是としており、いまでも台湾への野心を公に表明している。そのためなら武力行使をも辞さない構えだという。なぜ彼らは、これほどまでに台湾にこだわるのか。共産党は中国国内を完全に支配できているのに、これ以上何を望むのか、と不思議に思う人もいるだろう。 それは結局、統治の正統性の問...
中国天皇政治
環境問題

町に樹木は必要か

私は人間社会には疎いが、自然の移り変わりには割と敏感である。そういう人間にとって、年々日本から四季が失われてゆくことは、身を切られるように痛ましいことなのだが、日本人の誰一人これを気にしていないように見えるのは、非常に不思議なことである。 最近、私の住んでいる町では、暴風によって倒される恐れがあると...
環境問題
IV. 東京裁判とアジアの開放

どうすれば戦争責任を果たせるのか

「歴史修正主義について」の中で、保守とリベラル双方の歴史認識に問題があることを指摘した。とくにリベラル側に深刻な問題があると思うので、ここではそのことを議論したい。前回の続きとして読んでほしい。 リベラルの問題点は、人命は何よりも尊い、という信念であろう。この信念にとらわれて、彼らは思考停止に陥って...
大東亜戦争歴史
V. 世界政府宣言

自民党総裁選について

先日(2020/8/25)、安倍首相が辞意を表明したことで、自民党の総裁選挙が行われることになった。立候補者は菅氏、岸田氏、石破氏の三人で、すでに菅氏有利の情勢が固まっているという。 この三人の中でいえば、私は石破氏に首相になってほしいと思う。理由は二つあって、まず、地方の問題を真剣に考えてくれてい...
政治