II. 作戦計画試案東南アジア 1 私はあまり東南アジアには詳しくないのだが、知っている範囲で私の意見を述べたい。 まず、東南アジアは政治的に不安定な地域である。様々な民族や宗教が入り混じり、文化的にも混沌としている。 その中でも重要なのは、東西の対立であろう。インドシナ半島という名前からも分かるように、この地域はインドと中国の間... 2020.06.15II. 作戦計画試案小論集3大東亜戦争歴史社会
II. 作戦計画試案GDPと社会 1 九十年代以降のアメリカのGDPの伸び率は、普通ではない。日本のGDPはほぼ横ばいだが、アメリカは右肩上がりに伸び続けている。 八十年代には、日本の製造業はアメリカの製造業を凌駕していた。敗北を悟ったアメリカは、自国の産業を情報技術の方へと転換させることにした。これが図に当たり、今ではIT産業の業... 2020.06.15II. 作戦計画試案小論集3ジェンダー思想社会
II. 作戦計画試案人間平等論批判 1 主張…男女は平等ではない。なぜならば、男は賢く、女は馬鹿だから。 反論…男女は平等である。女も男と同じくらい賢い。 反論者が女である場合、彼女は「私は馬鹿ではない」と主張することはできない。その場合、反論者が証明すべき結論を前提としていることになり、論点先取の誤りを犯していることになるからで... 2020.06.15II. 作戦計画試案小論集3ジェンダー思想社会
I. 反知性主義中論 反復可能性は科学の本質ではない。なぜならば、反復可能な実験など存在しないからである。我々は、ある程度条件の揃った実験を、近似的に同一の条件下で行われたものとみなしているだけである。 科学の本質は因果律である。それは、同一の原因から同一の結果が生じる、という原則であり、その原則を信じているからこそ、実... 2020.06.14I. 反知性主義小論集3仏教科学
I. 反知性主義障害と悪 1 障害を持つことはよくないことである。不幸なことである。病気になることはよくないことである。不幸なことである。よくないことをよいと言うべきではない。悪くないことを悪いと言うべきではない。 障害者が生きていることは悪いことではない。障害者を殺すことは悪いことである。悪いことをすることが悪いことであ... 2020.06.14I. 反知性主義小論集3宗教社会
I. 反知性主義万里の長城 現在の中国は南北朝時代である。清朝から禅定を受けた、中華の正統王朝たる中華民国は南方の台湾に依り、簒奪者たる北朝の中国共産党と対立している。このような状況で、日本政府がとるべき立場はいかなるものか。我々はどちらの王朝に協力するべきか。 アジアの安定のために我々が心掛けるべきことは、漢民族の境界を定... 2020.06.14I. 反知性主義小論集3中国政治
I. 反知性主義プロパガンダ 福島産の作物に対する風評被害は、いまも続いている。科学的な調査によって安全性は保障されているにもかかわらず、それはなかなか認知されない。そこで調査の結果をどれだけ丁寧に説明しても、大した効果はない。 私は、次のような方法が有効ではないかと考える。たとえば、映画を作る。テーマは何でもよく、ヒーローアク... 2020.06.14I. 反知性主義小論集3仏教社会
I. 反知性主義教育とは何か 私にとって教育とは、階段から突き落とすことである。 論語に「これを如何せん、これを如何せんと言わざるものは、我これを如何ともすること無きのみ」という言葉がある。自分で問題意識を持たない人間は、教育のしようがない、ということである。だから教育を始めるためには、まず問題意識を持たせる必要がある。そのため... 2020.06.14I. 反知性主義小論集3仏教思想
I. 反知性主義世代論 団塊の世代の親は復員兵である。戦場で戦っていた兵隊たちが日本に帰ってきて、子供を作った。それが団塊の世代である。実際に戦地で戦ってきた人たちには、どこか明るさがある。あっけらかんとしていて、楽しそうに戦争の話をすることもある。 一方で、戦争に行き損ねた人たち、つまり、終戦時に十代の学生だったような人... 2020.06.14I. 反知性主義小論集3社会
I. 反知性主義西と東 東北の山は貧しい。西日本の山に入ると、頭の上から鳥の声が聞こえてくる。山の中は生き物の音に満ちている。一方で、東北の山は物音一つしない。ときどき遠くから鳥の声がするくらいで、静かなものである。日本の自然は、西と東ではだいぶ違う。同じ国だとは思えないくらいである。 私は一時期、浜松にいたことがある。浜... 2020.06.14I. 反知性主義小論集3文化