III. 忠と孝二つの天皇家 1私は、聖徳太子に関する日本書紀の記述に疑問を持っている。日本書紀においては、推古天皇が隋の煬帝に国書を送ったことになっている。しかし、中国側の記録では、その時の日本の大王には妻がいたとされている。つまり、大王は男だったはずである。おそらく、聖徳太子は実際には大王だった。そう考えなければ、彼の死後、... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3中国仏教歴史
III. 忠と孝リベラルと保守 1リベラリズムとは、精神の自由を信じる立場である。保守とは、リベラリズムに賛同しない立場である。そもそも保守という言葉には、反リベラリズムという意味しかなく、積極的な内容のある言葉ではない。その人が精神の自由を認めないならば、どんな立場であれ保守と呼ばれる。では、リベラリズムの正当性はどこにあるのか... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3思想政治
III. 忠と孝人口爆発と気候変動 1地球温暖化は人類共通の課題である。では、温暖化を食い止めるために、我々は何をすればよいか。二酸化炭素を排出しない技術として、たとえば、クリーンエネルギーや電気自動車など、様々な製品が実用化されている。これらの新技術によって、温暖化を止めることはできるのだろうか。おそらく不十分である。いくら新技術を... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3環境問題
III. 忠と孝支那と中国 支那という言葉は仏典に出てくる。震旦や支那が、中国を指す言葉として使われている。つまり、インド人は、中国をシナと呼んでいたわけである。これが大航海時代にヨーロッパに伝わり、英語でチャイナ、イタリア語でチーナと呼ばれるようになった。その後、江戸時代の日本に入国しようとしたイタリア人宣教師が、幕府に捕ま... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3中国歴史
III. 忠と孝忠と孝 1中国人にとって最も大切な徳目は、孝である。孝とは親孝行のことであり、親に仕える、親を大切にするということである。ところが日本では、孝は二番目にくる。日本人にとって一番の徳は、忠である。忠とは忠誠であり、主に仕えるということであり、主従関係のことである。これは日本独特の文化であって、そもそも中国では... 2020.06.16III. 忠と孝小論集3中国歴史環境問題
II. 作戦計画試案作戦計画試案 1現代は戦国時代である。百を超える国々が乱立し、それぞれが独自に法を作り軍隊を保有している。この国々を律する法はなく、弱肉強食の世界である。これが戦国時代でなくて、何なのか。我々はこの世界に覇を唱える。天下は統一されるべきである。中核となるのは、日本、中国、ロシアの三カ国である。これに、できるだけ多... 2020.06.15II. 作戦計画試案小論集3政治
II. 作戦計画試案壬申の乱 岡田英弘によれば、日本書紀は壬申の乱を下敷きにしている。天智天皇が病に臥せたとき、大海人皇子は、大友皇子を後継者として推薦し、自らは吉野に隠棲した。しかし、天智天皇が死去すると、大海人皇子は単身吉野を出立し、兵を挙げた。吉野を出たときには皇子と護衛のみで、全く兵を引き連れていなかったにもかかわらず、... 2020.06.15II. 作戦計画試案小論集3歴史
II. 作戦計画試案東南アジア 1私はあまり東南アジアには詳しくないのだが、知っている範囲で私の意見を述べたい。まず、東南アジアは政治的に不安定な地域である。様々な民族や宗教が入り混じり、文化的にも混沌としている。その中でも重要なのは、東西の対立であろう。インドシナ半島という名前からも分かるように、この地域はインドと中国の間にあり... 2020.06.15II. 作戦計画試案小論集3大東亜戦争歴史社会
II. 作戦計画試案GDPと社会 1九十年代以降のアメリカのGDPの伸び率は、普通ではない。日本のGDPはほぼ横ばいだが、アメリカは右肩上がりに伸び続けている。八十年代には、日本の製造業はアメリカの製造業を凌駕していた。敗北を悟ったアメリカは、自国の産業を情報技術の方へと転換させることにした。これが図に当たり、今ではIT産業の業績が... 2020.06.15II. 作戦計画試案小論集3ジェンダー思想社会
II. 作戦計画試案人間平等論批判 1 主張…男女は平等ではない。なぜならば、男は賢く、女は馬鹿だから。 反論…男女は平等である。女も男と同じくらい賢い。反論者が女である場合、彼女は「私は馬鹿ではない」と主張することはできない。その場合、反論者が証明すべき結論を前提としていることになり、論点先取の誤りを犯していることになるからである。... 2020.06.15II. 作戦計画試案小論集3ジェンダー思想社会