II. 思想論集政治と学問 1民主主義であろうが何主義であろうが、実際に政治を行うのは一人の人間である。ゆえに、政治の場で問題となるのは、その人間の資質である。多くの人々に選ばれたからといって、その瞬間に、その人が優秀な人間に変わるわけではない。ゆえに、問題は、いかにして良い資質を持った人間を育てるか、ということであって、どん... 2020.03.16II. 思想論集東アジアの歴史と未来思想政治
I. 歴史論集法治主義 1法治主義とは、暴力による支配である。法を破った者を暴力によって処罰することで、法の下での秩序が保たれる。対外的にはこれが、覇権主義の形をとる。国際問題を解決するために暴力を用いるということは、結局、国内における法治主義を対外関係にまで延長したものに他ならない。法治国家にとって、戦争は内政の延長であ... 2020.03.10I. 歴史論集東アジアの歴史と未来思想政治
I. 歴史論集平和の利益 1戦争が続いている状態よりも、平和な状態のほうが、社会全体の利益は増えるはずである。たとえば、いま、コンゴで内戦が続いている。コンゴには豊富な鉱物資源があり、多国籍資本がその開発を行っている。しかし、鉱物を輸出することで得られる外貨は、すべて武装勢力の手に渡ってしまう。それが、コンゴの混乱の原因であ... 2020.03.10I. 歴史論集東アジアの歴史と未来政治軍事
I. 歴史論集中国を封じ込める 1チベットの存在には、地政学上の重要性がある。チベットの独立が達成されれば、日本とともに、西と東から中国を圧迫することができる。また、北にはモンゴル、南には ASEAN があり、これで包囲網は完成する。我々は、チベットの独立を達成するために、台湾政府を利用するべきである。というのも、少しややこしい話... 2020.03.09I. 歴史論集東アジアの歴史と未来政治満洲
I. 歴史論集グアムと沖縄 1現在の東アジアの平和を乱す最大の要因は、アメリカの軍事力である。米軍の存在がなくなれば、この地域の政治情勢は多少安定するだろう。ゆえに、我々は、グアムと沖縄からの米軍の撤退を要求するべきである。東アジアの秩序を維持することは、日本の義務である。もしもアメリカが、中国や北朝鮮に喧嘩を売るつもりならば... 2020.03.09I. 歴史論集東アジアの歴史と未来政治軍事
I. 歴史論集世界最終戦争 1アメリカが戦争を始めるときには、一定のパターンがある。太平洋戦争の場合、真珠湾に攻撃を受けてから、日本に宣戦を布告した。アフガニスタン紛争は、九・一一に対する報復として始まった。アメリカはいつも、一度敵の攻撃を受けてから、それに反撃するという形で戦争を始めている。たしか米墨戦争でも、同じような経緯... 2020.03.09I. 歴史論集東アジアの歴史と未来政治歴史軍事
II. 過去の再認識民主主義 1民主主義という政治形態は、ある種の精神病と似ています。民主主義国家において、政府の行動に対して最終的に責任を負うのは、国民です。国家の主権が国民にあるということは、その責任も国民にあるということです。したがって、政府には、自分の行動に対して責任を負う能力がありません。民主主義は、そのような政治体制... 2020.03.07II. 過去の再認識現代の諸問題思想政治
II. 過去の再認識天皇の役割 1日本人は、アメリカ人に対して借りがあります。終戦の後、アメリカには、天皇を殺すこともできました。しかし彼らは、天皇を見逃しました。日本人にとっては、これ以上に大きな恩はありません。おそらく、天皇が処刑されていたならば、日本の復興はありえなかったでしょう。戦争が終わった後も、しばらくの間はひどい混乱... 2020.03.07II. 過去の再認識現代の諸問題政治歴史
II. 過去の再認識原爆投下 一九四五年八月、広島と長崎に原子爆弾が投下されました。この出来事は、現在の世界にどのような影響を及ぼしているでしょうか。 現在の世界において、核の抑止力が機能しているのは、アメリカが核兵器を恐れているからです。アメリカは、核保有国に対して脅威を感じています。そのため、ある国が核兵器を保有したならば、... 2020.03.07II. 過去の再認識現代の諸問題政治歴史
I. 現代の諸問題戦争について 1ここで一度、戦争について考えてみたいと思います。戦争とは何でしょうか。戦争の勝敗は何によって決まるのでしょうか。 2まず、ナチス・ドイツの敗因について考えてみましょう。当時のドイツの軍事力は強大でしたが、連合国側が攻勢に転じると、為す術なく敗れてしまいました。どうしてでしょうか。 ナチスにとって、... 2020.03.07I. 現代の諸問題現代の諸問題政治歴史