IV. AIと哲学環境保護 1 人間が地球環境を破壊している、とよく言われる。そして、自然環境を保護するべきだ、ということもよく言われる。しかし、そもそも人間には、自然を破壊する能力などない。我々はただ、我々自身の生活を破壊しているだけである。 たとえば最近では、海洋におけるプラスチック汚染が問題となっている。海洋中にマイク... 2020.05.07IV. AIと哲学小論集2環境問題社会
IV. AIと哲学科学者の責任 1 地球温暖化の原因は二酸化炭素である、ということを否定しようとする人間は、たとえばこんなことを言う。 いわく、地球の歴史上、気温の変動は絶えず起きていることである。恐竜が生きていた時代には平均気温は今よりも十度高かったし、氷河期には五度低かった。そのように気温の変動は常に起きているので、現在起き... 2020.05.07IV. AIと哲学小論集2環境問題科学
IV. AIと哲学因果律と論理学 1 ときどき、因果関係を論理的な関係と誤解している人がいる。しかし、因果律を論理によって捉えることはできない。 アリストテレス以来の論理学の伝統は、普遍と個物に関するものである。いかにして個物を普遍的な名辞と結びつけるか、という問題が論理学の本質である。 一方で、因果律の本質は場合分けである。同一... 2020.05.07IV. AIと哲学小論集2環境問題
I. 科学と信用避難訓練の必要性について 1 最近は台風や大雨による災害が増えている。その度にニュースでは、どうすれば効率よく住民を避難させることができるか、といったことが議論されている。 彼らは避難指示の出し方に問題があると考えているようだが、そうではない。指示を出すだけで、その通りに動ける人間などいない。人間を指示通りに動かすためには、... 2020.04.09I. 科学と信用小論集2環境問題社会
I. 科学と信用サンマについて 1 海洋資源の利用については、国際的な協調が必要である。現在の国際社会においては、領海や排他的経済水域というものが設定されていて、その範囲内であれば、主権国家は好きなやり方で海洋資源を利用してよい、ということになっている。また公海上では、どこの国がどれだけ魚を取っても構わない、という決まりである。 ... 2020.04.08I. 科学と信用小論集2原子力政治環境問題
I. 科学と信用地球温暖化と経済活動 1 温暖化を止めることはできる。具体的な方法は分からないが、人間が引き起こしたことなのだから、人間の取り組み次第でどうとでもなる。 まず、貨幣至上主義をやめるべきである。経済的な利益の追求が、環境破壊の原因であることは分かっている。しかし、経済そのものが悪いわけではない。経済活動とは人間の生活そのも... 2020.04.08I. 科学と信用小論集2環境問題社会
I. 現代の諸問題地球温暖化について 1 はじめに 昨今の日本では、異常気象が続いています。毎年のように水害が起き、夏の暑さは年々過酷さを増しています。 原因は地球温暖化です。温暖化対策が人類にとっての課題であることは、誰の目にも明らかなはずです。 にもかかわらず、温暖化の原因はまだ分かっていない、と主張する人々がいます。甚だしきに至っ... 2020.03.07I. 現代の諸問題現代の諸問題環境問題科学
記事紹介記事紹介6:新しい封建制ヘ向けて 私は、この世界には封建制が必要だと考えています。それは、ドナルド・トランプの「壁」と同じものかもしれません。壁が必要な理由は、人の移動を制限するためです。なぜ移動の制限が必要かといえば、人口を制御するためです。 いま世界が直面しているあらゆる問題の根底には、人口の増加という現象があります。これは、あ... 0001.01.01記事紹介環境問題社会記事紹介