IV. 恥の文化徳の教育、知性の教育 1 AIと人間の違い カンガルーの顔を見ると、いつも不思議な気分になる。鹿の顔のようにも見えるし、ウサギのようにも見えるし、馬のようにも見えるが、そのどれとも違う。どこかで見たような気がするけれども、いままで見たどの動物とも違う。カンガルーの顔はカンガルーの顔としか言いようがないのだが、なんとなく何... 2020.11.10IV. 恥の文化小論集5心社会記号論
IV. 恥の文化恥の文化 東アジアの国際秩序 沖縄の米軍基地を擁護する人々は、米軍がいなくなれば、日本を守ることができなくなる、と考えている。しかし、米軍がいなくなったところで、誰が日本に攻めてくるのだろうか。実際のところは、アメリカが日本を侵略したのであって、それ以外の国を心配する必要はない。 アメリカ軍がいなくなっても、... 2020.11.09IV. 恥の文化小論集5中国政治
IV. 東京裁判とアジアの開放アメリカ大統領選に寄せて アメリカは土地が広く、資源が豊富で、農業も工業も盛んである。ゆえに、他国と関わらずとも、アメリカだけで自活ができる。そのため国民は、アメリカの利益を追求するために、他国の政治に関わる必要はない、と昔から考えてきた。いわゆるモンロー主義や孤立主義である。トランプの主張するアメリカ・ファーストは、アメリ... 2020.11.04IV. 東京裁判とアジアの開放小論集4大東亜戦争政治
VI. ジェンダー論『鬼滅の刃』感想2 前回の続き。『鬼滅』の鬼は、どうやらゾンビではなくヴァンパイアだったようだ。 ゾンビの場合、ゾンビに咬まれた人間はゾンビになる。その人が他の人を咬むと、それもゾンビになる。ヴァンパイアの場合は、ヴァンパイアに咬まれるとヴァンパイアになるが、その人が他の人を咬んでも、それはヴァンパイアにはならない。人... 2020.10.30VI. ジェンダー論小論集4アニメーションジェンダー文化
IV. 東京裁判とアジアの開放シビリアンコントロール 戦争はいつも思いがけない形で始まる。以前にも書いたことだが、私は、真珠湾事件はアメリカの陰謀だったと考えている。だが、ただの囮作戦だったとは思えない。おそらくアメリカは、日本海軍と艦隊決戦を行うつもりだった。 アメリカ政府は真珠湾に太平洋艦隊の主力を集め、決戦の準備を整えていた。そこに空母がいなかっ... 2020.10.29IV. 東京裁判とアジアの開放小論集4軍事
III. 国語の教育はいかにあるべきか『杜甫全詩訳注』を読んで もしも日中戦争当時に三峡ダムが完成していたならば、日本軍は悠々と四川に攻め込むことができただろう。そして重慶を落とし巴蜀を平定することができれば、山西省の部隊と呼応して、西安に潜む共産党を挟撃することができたはずである。そうすれば毛沢東は西に逃げるしかなく、蘭州を通って西域に落ち延び、タクラマカン砂... 2020.10.28III. 国語の教育はいかにあるべきか小論集5文化
V. 世界政府宣言学問の自由 学問の自由という言葉を最近よく目にするが、それを政府に保障してもらおうという考えがそもそも間違っている。学問は常に自由である。誰が何をしようが、私の学問を止めることはできない。政府が何をしようが、一人の学者が学問を続けることを阻止することはできない。学問は常に自由であり、それは単なる事実である。どん... 2020.10.26V. 世界政府宣言小論集4社会
VI. ジェンダー論『鬼滅の刃』感想 先日テレビで『鬼滅の刃』の総集編をちらっと見て、気になったのでAmazonPrimeでTVシリーズを見ている。面白い。 これは王道のジャンプ漫画だと思う。奇をてらったところがなく、ある意味では地味だが、一つ一つのエピソードやキャラクターの描写が丁寧で、安心して見ることができる。人間的な温かさも魅力で... 2020.10.25VI. ジェンダー論小論集4アニメーション文化
V. 世界政府宣言権力崇拝と自由主義 現代社会には権力への信仰が行き渡っている。この世界は弱肉強食であるとか、力のない者は何をされても文句を言えないとか、そういった考えを当然と思う人が増えているように感じる。そして、だからこそ自分は勝ち組にならなければならない、というふうにして、権力そのものを肯定するような傾向が生まれつつある。弱肉強食... 2020.10.24V. 世界政府宣言小論集4社会
心の科学意味ニューロンの解説 1 チョムスキーの生成文法は、文章の構成規則を説明するものであり、言語に対する本質的な理解とはなりえない。生成文法は、いわば言語の表層を扱う理論である。 彼は、言語学を科学にすることを目的にしているらしいが、彼のやり方では難しいと思う。なぜなら科学とは、仮説を立ててそれを検証することではなく、因果律... 2020.10.21心の科学心