政治

思想

来たるべき戦争について(民主主義批判)

前置き戦争はもう始まっている。というより、いま始めないと間に合わない。中国は台湾を取るつもりだが、ここで先手を打たれるのはまずい。我々が先手を取らねばならない。戦争は敵の意表をついて始めるのがよい。つまり奇襲攻撃である。我々の奇襲は、天皇の中国皇帝への即位である。台湾に中華民国政府が存在することは僥...
思想政治軍事
日本史

忠臣蔵

赤穂浪士の憤慨は、何も主君のためばかりではない。彼らは不正義に怒ったのである。浅野内匠頭と吉良上野介の処分には大きな隔たりがあり、それは喧嘩両成敗の原則に著しく反するものであった。なぜそのような不公平が生じたかというと、処分を下した幕府の役人に公の心が欠けていたからであり、つまり吉良に対する依怙贔屓...
政治歴史
政治

日本国策大綱

現在日本国は未曽有の危機の中にある。三十年来経済の停滞は続き、リーマンショックやコロナ禍による不況の中で市民の生活は圧迫され、格差が固定化されつつある。外交的には対米従属を脱け出せぬまま、中国の台頭を前にして右せんか左せんかと思い悩む。米軍基地と尖閣問題の板挟みにあって、日本政府は解決不能なジレンマ...
天皇政治
世界政府

世界政府の税制

世界政府の税制は租庸調を基本とする。租は穀物であり、庸は労役、調は特産品である。我々は世界各地に食料倉庫を作り、食料税をそこへ納めさせる。そのうち一部は政府が運用する。他はそのまま倉庫に残し、飢餓などが起きたときに放出する。そのように、世界政府の税制は、それ自体が住民のセーフティネットとして機能する...
世界政府政治
世界政府

世界政府の政治体制

昨今の社会問題はグローバル化している。地球温暖化や経済格差の問題は、世界全体に広がっており、地域政府によっては解決できなくなっている。ゆえに、単なる地域政府を超えた世界政府が必要とされる。グローバル化した社会問題に対応できるように、政治もグローバル化しなければならない。世界全体を単一の政府が統治する...
中国天皇政治
世界政府

世界政府の経済政策

世界政府の経済政策は、食料を基調としたものでなければならない。人間が生きるために必要なものは食料なのだから、これを経済力の基準とするべきである。食料の分配は問題ではない。そうではなく、食料と人口の均衡を考えるべきである。また、食料の貿易をどのように考えるかということが、一つの課題になるだろう。貿易を...
政治経済
政治

司法の問題点

最近、司法のあり方に疑問を感じるようになった。私はもともと、法治主義には否定的である。法による支配とは暴力による支配であり、これが帝国主義を促進してきた側面もあると考えている。私はこれに代わる政治理念として、徳治主義を提案している。これについては別の記事にゆずる。たとえば先日、爆笑問題の太田光が、週...
仏教政治社会
IV. 恥の文化

恥の文化

東アジアの国際秩序沖縄の米軍基地を擁護する人々は、米軍がいなくなれば、日本を守ることができなくなる、と考えている。しかし、米軍がいなくなったところで、誰が日本に攻めてくるのだろうか。実際のところは、アメリカが日本を侵略したのであって、それ以外の国を心配する必要はない。アメリカ軍がいなくなっても、中国...
中国政治
IV. 東京裁判とアジアの開放

アメリカ大統領選に寄せて

アメリカは土地が広く、資源が豊富で、農業も工業も盛んである。ゆえに、他国と関わらずとも、アメリカだけで自活ができる。そのため国民は、アメリカの利益を追求するために、他国の政治に関わる必要はない、と昔から考えてきた。いわゆるモンロー主義や孤立主義である。トランプの主張するアメリカ・ファーストは、アメリ...
大東亜戦争政治
V. 世界政府宣言

核の抑止力再考

核の抑止力という神話が、いまだに説得力を持っているようである。だが、そもそも何らかの兵器が抑止力として働くことはありえない。抑止力となるのは常に、兵器を用いる人間の意志である。現代社会において、大国間で戦争が起きないのは、誰も得をしないからである。戦争をすることが損であると分かっているから、戦争が起...
政治軍事