軍事ウクライナはこうすれば勝てた ウクライナに侵攻したロシア軍は着々と支配領域を広げている。ウクライナ軍は善戦しているが、少しずつ領土を切り取られているのが現状である。NATO加盟国からの援助はロシア軍を苦しめているものの、もともとの国力差を考えれば、ウクライナが押し負けるのは自然である。2021年のロシアのGDPは1.7兆ドル、ウ... 2022.05.03軍事大東亜戦争軍事
経済円安と日本経済の停滞 記録的円安現在、円安が進行中である。2022年4月28日には1ドル=130円台まで下落した。理由は日米の金利差だという。アメリカは景気が回復したため利上げを行ったが、日本は景気が低迷しているためマイナス金利のままである。ゆえに、ドルを銀行に預けると利息の分だけ額が増えるので、円を売ってドルを買う動き... 2022.05.03経済社会経済
軍事ロシアのウクライナ侵攻について 公平な裁き2022年2月24日、ロシア軍がウクライナへ侵攻を開始した。テレビでは連日この事件を報道しているが、いつも通りロシアを非難する論調ばかりである。ロシア側によれば、事の発端は東西ドイツ統一後にNATOとの間で交わされた約束にあるという。それはNATOをドイツより東には拡大させないという内容だ... 2022.03.08軍事世界政府政治
思想民主主義の欠陥 アメリカの場合先日開かれたCOP26にアメリカのバイデン大統領が出席した。前回のCOP25にトランプ大統領は出席せず、さらにパリ協定からの離脱も表明した。その後、共和党から民主党に政権が変わったことで、アメリカはCOPに戻ってきた。COPだけではなく、TPPのときもそうで、アメリカは一度結んだ約束を... 2021.12.14思想思想政治
政治重農主義宣言 資本主義によって人類は豊かになっただろうか。全体としては豊かになったが、同時に貧富の格差は拡大し続け、気候変動という災厄をも生み出してしまった。ゆえに、資本主義は誤った思想であり、共産主義こそが正しい。このように主張する知識人と、それを支持する人々がいる。彼らの間違いは、資本主義と共産主義という二項... 2021.12.11政治思想経済
政治日本政治の現在地 自民党の問題点先日の衆院選では、自民党が過半数の議席を獲得し、立憲民主党は議席を減らした。選挙前から自民が勝つだろうとは思っていたが、ここまで大勝するとは思っていなかった。国民が自民党を選ぶ理由は、民主党に対する拒否反応が大きいのだろう。安倍元首相が「悪夢の民主党政権」と繰り返したことで、民主党に対... 2021.11.08政治政治
思想能力主義と格差社会 1先日の記事で、先進国における経済成長が格差拡大の上に成り立っていることを示した。今回は、そうして作られた格差社会を肯定する原理となる、能力主義について考えてみたい。能力のある人はそれにふさわしい報酬を得るべきだ、という意見はもっともらしく思える。この人の所得は多いが、この人の所得は少ない、という違... 2021.11.02思想思想社会
政治若者は選挙に行くべきか 衆議院選挙が近づいてきたので、TVでは選挙の話が増えた。とくに若者の投票率の低さを嘆く声が多い。識者が言うには、若者が投票に行かなければ、彼らの意志は政治に反映されず、高齢者重視の政策が続けられることになる。だから、自分の利益を守るために若者も投票に行くべきだ、と。それに対して若者の側は、どうせ選挙... 2021.10.30政治政治社会
経済格差の拡大が経済を成長させる 保育という仕事は生産性を向上させることが難しい。機械化も効率化もできず、子どもの面倒は人間が見るしかない。そうした手間のかかる仕事を一部の人間に押し付け、残りの人々は生産性の高い仕事に従事する。後者が生産性を向上させればGDPは増えるが、それが可能になるのは、生産性の低い仕事を他人に任せた結果である... 2021.10.28経済経済
ジェンダー問題名字の廃止 最近ようやく、夫婦別姓の意味が分かった。あれは名字を廃止するということだ。たとえば、次のようにすれば、選択的夫婦別姓と同じ効果が得られる。まず、日本人の名前から名字を廃止して、個人名だけにする。いま名字を持っている人は、それが個人名に付け加えられ、名字を失う。結婚したときには、個人名を変更する権利が... 2021.10.25ジェンダー問題ジェンダー社会