社会

思想

来たるべき戦争について(民主主義批判)

前置き 戦争はもう始まっている。というより、いま始めないと間に合わない。中国は台湾を取るつもりだが、ここで先手を打たれるのはまずい。我々が先手を取らねばならない。 戦争は敵の意表をついて始めるのがよい。つまり奇襲攻撃である。我々の奇襲は、天皇の中国皇帝への即位である。 台湾に中華民国政府が存在するこ...
思想政治軍事
環境問題

SDGsと経済成長

二兎を追う者 SDGsは持続可能な発展をうたっている。発展とは経済成長のことであろう。経済成長を実現しつつ、社会問題を解決しようとする試みである。それが可能かどうかは分からないが、経済成長を前提としている点には注意しなければならない。 そもそも、なぜ経済成長が必要なのか。彼らは、社会問題を解決するた...
環境問題社会
社会

教育論

教育の問題について書く。結論から言うと、一番の問題は親が口を出しすぎることである。 ブラック校則 たとえば、ブラック校則の問題がある。世の中には理不尽なほど厳しい校則があり、それで生徒が困っているという。どうしてそうなるかというと、親が望むからだろう。 親としては、できるだけ安全な学校に我が子を通わ...
社会
政治

日本国策大綱

現在日本国は未曽有の危機の中にある。三十年来経済の停滞は続き、リーマンショックやコロナ禍による不況の中で市民の生活は圧迫され、格差が固定化されつつある。外交的には対米従属を脱け出せぬまま、中国の台頭を前にして右せんか左せんかと思い悩む。米軍基地と尖閣問題の板挟みにあって、日本政府は解決不能なジレンマ...
天皇政治
ジェンダー問題

女性の権利向上のために(3)

近代の女性は、外に出ないで家事をやっていればよい、と言われることがある。これは経済が発達したから可能になったことで、昔は男も女もみな働いていたはずである。 ステレオタイプかもしれないが、女性の仕事といえば養蚕だろう。男は野良仕事で野菜を作り、女は蚕を飼って絹を織る。その絹を市場まで売りに行くのも女で...
ジェンダー歴史
世界政府

世界政府の税制

世界政府の税制は租庸調を基本とする。租は穀物であり、庸は労役、調は特産品である。 我々は世界各地に食料倉庫を作り、食料税をそこへ納めさせる。そのうち一部は政府が運用する。他はそのまま倉庫に残し、飢餓などが起きたときに放出する。そのように、世界政府の税制は、それ自体が住民のセーフティネットとして機能す...
世界政府政治
思想

法治主義の限界

1 法治主義とは、法によって社会秩序を実現できる、という思想であり、より積極的には、法によってのみそれが可能だ、という思想である。しかしながら法の力には限界がある。なぜならば、「嘘をついてはいけない」という法律を作ることはできないからである。 法律は、すべての人間が正直であることを前提としている。と...
仏教思想社会
ジェンダー問題

女性の権利向上のために(2)

最近はコロナに加えて、オリンピックや女性差別の問題のせいで、ますます社会がギスギスしてきたような印象がある。女性側が男性からの差別を強調することで、かえって男女間の亀裂が深まっているようにも思われる。ここで問題を少し整理してみよう。 そもそも、男女は平等ではない。これは事実である。したがって、男女平...
ジェンダー社会
ジェンダー問題

女性の権利向上のために(1)

水子とは何か 日本中いたるところに水子の供養碑が立っている。あれはたぶん流産ではなく、自分で殺した子供を祭っているのだろう。ルイス・フロイスの日本史にもあるように、日本の女は自分で産んだ赤子を殺すことがある。なぜかというと、自らの権利を守るためだろう。 女性に子供を殺す権利がある場合、父系性も家父長...
ジェンダー社会
思想

リベラリズムと議論の不毛さについて

「ネットは世の中変えないどころか、むしろ悪くしている」批評家・東浩紀が振り返る ネットコミュニティの10年 —— とすると、もう我々にはネットで議論することは難しいという感じなんでしょうかいまはもう難しいですね。議論というのは本来、論点を抽出して、その勝敗を決めれば誰もが納得する結論が出るというもの...
仏教思想