政治

軍事

防衛費増額は自衛隊を強くするか

いま、日本政府は軍事費を増やそうとしている。復興予算を防衛予算に流用する、という話まで出ている。南シナ海における中国軍の活発な動きや、北朝鮮のミサイル実験に呼応するものだと思うが、こんなやり方で軍備を拡張しても、軍は強くならないだろう。国会では敵基地攻撃能力が議論されている。これはミサイル攻撃のこと...
政治軍事
政治

安倍晋三銃撃事件について

2022年7月、元首相の安倍晋三氏が街頭演説中に銃撃され、死亡する事件が起きた。犯人の供述によれば、動機は政治的なものではなく、旧統一教会への恨みを晴らすためだった。はじめは教団の指導者を標的にするつもりだったが、暗殺の困難を悟り、教団の広告塔になっていた安倍に狙いを変えたという。この事件は、他の自...
宗教政治
軍事

ロシアのウクライナ侵攻について

公平な裁き2022年2月24日、ロシア軍がウクライナへ侵攻を開始した。テレビでは連日この事件を報道しているが、いつも通りロシアを非難する論調ばかりである。ロシア側によれば、事の発端は東西ドイツ統一後にNATOとの間で交わされた約束にあるという。それはNATOをドイツより東には拡大させないという内容だ...
世界政府政治
思想

民主主義の欠陥

アメリカの場合先日開かれたCOP26にアメリカのバイデン大統領が出席した。前回のCOP25にトランプ大統領は出席せず、さらにパリ協定からの離脱も表明した。その後、共和党から民主党に政権が変わったことで、アメリカはCOPに戻ってきた。COPだけではなく、TPPのときもそうで、アメリカは一度結んだ約束を...
思想政治
政治

日本政治の現在地

自民党の問題点先日の衆院選では、自民党が過半数の議席を獲得し、立憲民主党は議席を減らした。選挙前から自民が勝つだろうとは思っていたが、ここまで大勝するとは思っていなかった。国民が自民党を選ぶ理由は、民主党に対する拒否反応が大きいのだろう。安倍元首相が「悪夢の民主党政権」と繰り返したことで、民主党に対...
政治
政治

若者は選挙に行くべきか

衆議院選挙が近づいてきたので、TVでは選挙の話が増えた。とくに若者の投票率の低さを嘆く声が多い。識者が言うには、若者が投票に行かなければ、彼らの意志は政治に反映されず、高齢者重視の政策が続けられることになる。だから、自分の利益を守るために若者も投票に行くべきだ、と。それに対して若者の側は、どうせ選挙...
政治社会
世界政府

世界政府の中東政策

この論考は、世界政府を実現するために必要な政策を明らかにすることを目的とする。あるいは、世界政府を実現したらこのような政策を実行します、というマニフェストとして読んでほしい。宗教政策まず、中東・中央アジアを治めるためには、イスラム教を排除する必要がある。これらの地域の混乱の原因がイスラム教にあること...
世界政府宗教政治
アジア史

タリバンと一帯一路

先日、タリバンがアフガニスタンの首都カブールを奪還し、新政府の樹立を宣言した。外国勢力によって支えられた政府は長続きせず、国内から現れた勢力が、最後には民衆の支持を獲得する。当然の成り行きである。ここで、タリバンが中国政府と親密な関係を保っていることは重要である。アフガニスタン人は中国の一帯一路政策...
中国政治経済
思想

来たるべき戦争について(民主主義批判)

前置き戦争はもう始まっている。というより、いま始めないと間に合わない。中国は台湾を取るつもりだが、ここで先手を打たれるのはまずい。我々が先手を取らねばならない。戦争は敵の意表をついて始めるのがよい。つまり奇襲攻撃である。我々の奇襲は、天皇の中国皇帝への即位である。台湾に中華民国政府が存在することは僥...
思想政治軍事
日本史

忠臣蔵

赤穂浪士の憤慨は、何も主君のためばかりではない。彼らは不正義に怒ったのである。浅野内匠頭と吉良上野介の処分には大きな隔たりがあり、それは喧嘩両成敗の原則に著しく反するものであった。なぜそのような不公平が生じたかというと、処分を下した幕府の役人に公の心が欠けていたからであり、つまり吉良に対する依怙贔屓...
政治歴史