書評マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』を読み解く 今日は、マルクス・ガブリエルさんの『なぜ世界は存在しないのか』を読み解きます。本書の続編『「私」は脳ではない』にも言及します。1本書は2013年にドイツで発表され、ポストモダンを越える新時代の思想潮流として、一躍話題になったものである。そのねらいは、科学的合理主義やポストモダン思想に抗って、ヨーロッ... 2023.10.23書評未分類思想
書評斎藤幸平『人新世の「資本論」』を読み解く 斎藤幸平さんの『人新世の「資本論」』を読み解きます。1本書の主題は、気候変動への対策を議論することである。国連のSDGsによって示されたように、気候変動は人類社会にとって大きな問題になっている。その問題の大きさを読者に再認識させ、かつ、既存の対策の不十分さを示すことが、第1章から第3章までの内容であ... 2023.10.18書評世界政府政治経済
書評東浩紀『訂正可能性の哲学』を読み解く 先日、X(旧twitter)をはじめました。この記事は、Xでのつぶやきをまとめたものです。本稿は、表題の本を読み解き、リベラリズムを批判する内容になっています。今後しばらくは、気になる本の読解を行っていくつもりです。第一部本書は二部に分かれている。第一部ではリベラリズムについて、第二部では民主主義に... 2023.10.12書評思想政治
世界政府『世界政府論』販売開始 『世界政府論』の販売を開始しました。世界政府に関する今までの議論をまとめた内容になっています。新しい話題もありますので、是非ご一読ください。 2023.09.03世界政府世界政府
亜米利加物語『亜米利加物語』の販売を開始しました Amazonで『亜米利加物語』の販売を開始しました。本サイトの掲載分に修正を加えた完全版です。いまは電子書籍のみの販売ですが、近日中にペーパーバックの販売を開始する予定です。是非お買い求めください。なお、書籍の販売に伴い、本サイトにおける「亜米利加物語」の公開は一部を除いて中止させていただきます。ご... 2023.08.03亜米利加物語
アニメーション『シン・ウルトラマン』『シン・エヴァンゲリオン』感想 『シン・エヴァンゲリオン』完結編をようやく見た。これは信仰を失った日本人の物語である。もう一本、『シン・ウルトラマン』も見終わったので、そっちの話から始めたい。円谷英二には信仰があった。私はウルトラマンのファンだが、円谷についてはよく知らない。なので、あくまでも印象論として読んでほしい。ウルトラマン... 2023.07.31アニメーション文化未分類アニメーション大東亜戦争文化
未分類Kindle Storeで電子書籍を出版しました AmazonのKindleストアで電子書籍を出版しました。現在、二冊販売中です。定額購読サービスのKindle Unlimitedでも読めるようです。一冊目は意味ニューロンについて、二冊目は量子力学批判の内容となっています。どちらもこのHPで公開した記事を再構成し、要点を簡潔にまとめたものになってい... 2023.07.17未分類
政治安倍晋三の一周忌 なので、この事件の報道をよく目にする。もう一度論点を整理したい。まず、山上被告はいち私人にすぎないので、彼について語るべきことはない。一方で、安倍晋三は公人である。彼は歴代最長の内閣総理大臣であり、歴史に名前が残る人物である。ゆえに、彼の人生は厳しく批評されねばならない。むかし、幕末のころ、井伊直弼... 2023.07.10政治社会政治社会
世界政府バイデンの火遊び アメリカ合衆国第46代大統領ジョー・バイデンは、2009年から2017年まで同国の副大統領を務めていた。彼はその間に6度もウクライナを訪問している。バイデンはウクライナのNATO加盟を支持した。また、2014年のロシアによるクリミア併合の後には、対戦車ミサイル「ジャベリン」の供与を提案した。2021... 2023.06.19世界政府世界政府政治軍事
文化オリラジ中田の松本批判 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦は、松本人志を批判する動画を2023年5月29日にYouTubeに投稿した。それに対して芸人たちが様々な反応を示し、盛り上がりを見せている。私は文無しのおっさんなので、YouTubeとテレビくらいしか娯楽がない。だから、この話題に興味津々である。ちょっと思... 2023.06.14文化文化